フジクラの新シャフトプロダクト
【スピーダーエボリューション】の試打レポートをしたいと思います。
前作の白スピーダーとの違いも含め、
ジオテックゴルフHP連載の【辛口レポート】読者をメインにアフターマーケットプロダクトとして紹介したいと思います。
1990年代に一世を風靡した「スピーダーシリーズ」。
インパクトにかけての「強烈な戻りの速さ」という体感は衝撃で、ツアーモデルの
「フジクラ、フジクラフジクラ…」の手元のコスメは所有感・優越感をくすぐるモンスターシリーズでした。
走りと弾きの長所があった反面、「タイミングの相性」がはっきりしている特徴もありました。
【ハマると飛ぶ】シャフト。
重量別に個性もあり、相性次第では硬くてバラつくプレーヤーも続出しました。
プロダクトの問題点というよりフィッティングの重要性を問うたシャフトでもありました。
前作の白モトーレスピーダーは、その【敷居】を一気に下げた、
「誰でも・どのモデルもシナリを感じる」
事が出来るシャフト。
一定のテンポでスウィングするタイプの方も、ヒットするタイプの方も重量と硬さに合わせた「守備範囲の広いスピーダー」です。
そんな中、今回のスピーダーエボリューション・青スピーダーは?というと。
「しっかり叩けるスピーダー」。
【40g台の474】と【50g台の569】、
【60g台の661】と【70g台の757】は
少し前作より住み分けが進みました。
青スピーダー474・569は、
白スピーダーの「誰でも体感できるシナリ」のテイストを残した
スウンガーや長尺ドライバーを意識した中以上のシナリに【叩ける軽量】の要素をプラスしたシャフトに。
長さや重さを幅広く選べる易しさを体感できるスピーダーに仕上がりました。
青スピーダー661・757は、
「白スピーダーでは物足りないプレーヤー」にドンピシャのシャフト。
E・エルスのように、初代スピーダーはハマるとずっと使いたくなるシャフト。
その「叩いても暴れるイメージ」がない安心感と剛性感を継承しています。
でもちゃんとシナる感じ・早い戻りと弾きも残しながら。
スペックは以下の写真の通り。
新しい3軸織物技術の採用で、
先中調子の走りと弾きを生かしつつ
インパクト時のヘッド挙動を安定させているフジクラらしいマイルドな打感のシャフトです。
結局、なぜ叩けるか?というと「マン振りしても曲がる気がしない剛性感」
を体感できるから。
これが今回の青スピーダーの最大の特長。
もちろん機能軸として新素材や剛性分布の絶妙さはあると思いますが、それ以上に
「打った人間が体感できる」所にフジクラの苦心を感じました。
まず「飛ばしたい!」方に。
今使っているシャフトと同じか・一つ軽い重量帯のモデルを。
そして、まずは半インチ長く。
ハマったらFWにも。その場合はドライバーより重い重量帯のモデルを入れて下さい。
そんなシンプルな組み合わせが出来ます。
ただし、569がドライバーでハマった場合はFWの661は少し手強く感じると思います。
工房さんやフィッターとしっかりコミュニケーションをとって
先端カット調整を合わせて下さい。
まずは一度試打して体感を。



