今年2月のゴルフフェア以降
何度も色々なヘッドで打っている
エアースピーダー、【AIR SPEEDER】の試打レポートしていませんでした。
すいません。天然でもあり、確信犯でもあります。
ジオテックゴルフHPの
「筒康博のカラクチレポート」には載せてもらいます。
ここでは、あくまでもこのシャフトの本質を僕なりの見解でレポートします。
よそと全然違う内容の時は、皆さんの信用する方のお話を是非参考下さいませ。
先に結論を言ってしまうと、このシャフトは
「スピーダーっぽい、【AIR】というフジクラの新シャフトである」
という事。
名前やコスメこそフジクラスピーダーですが、これは独立した「攻めの軽量シャフト」です。
スペックをみると、
フレックスは一つですし、対象ヘッドスピードも45m/sを超える方の為のものではありません。
トルクも売れ筋60g代シャフトに比べ、3倍近くの数値。
完全に女性やグランドシニア向けに作られた「軽くないと・柔らかくないと打てない」プレーヤーに向けた【ネガティブに敷居を下げた】印象を持つ方も多いと思います。
ではなく、今回フジクラがチャレンジしたのは
「軽くすれば・シナリを早く大きくすれば、もっと振り切れる」
タイプのゴルファーに向けたものです。
実際合うゴルファー層は近いですが、
そもそもの【マインド】が違います。
勿論、万人向けのものではありません。
「そこそこ」を狙ったものではなく、
【どハマリ】の飛びを狙っているプロダクトです。
打ってみると、なるほどスピーダーの名前を入れているだけの事はあります。
やはり元のシートの「腰のつよさ」が僅か30g代のシャフトでも、47インチ以上で打ってもちゃんとあるからです。
よくシャフトの「シナリ戻り」と言いますがスウィング中で言えば、
「しなり&しなり戻り」です。
この軽さで、スウィング前半で起きたしなりをちゃんと加速の強いしなり戻りでヘッドを走らせてくれます。
「あらら~!」という感じが全然ない。
ただ、はっきり言ってスウィングタイプは限られています。
クイックなテンポでヘッドからヒュッとバックスウィングするタイプの方には全然合いません。
スウィングの早い段階でシナリとトルクを感じ過ぎて、ヘッドの位置や戻りのタイミングが全然取れなくなってしまうからです。44~45インチなら使えるかも知れませんが、飛ぶというより良く上がる弾道になるでしょう。
バッチリ合うタイプは、
「手元とヘッドを同じスピード感でバックスウィングする」タイプ。
最初のしなりがバックスウィングの終わり頃に来るので、ダウンでは意識せずに適度なタメが出来てインパクトエリアでは「シナリ戻り」が仕事してくれます。
これを「逆手に取って」クラブを自分の教師にしてしまうテもあります。
「ゆっくり振りたいけど、曲がらない代わりに全然飛ばないから結局力んで早打ちしてしまう」
という方ならバッチリでしょう。
丁寧なテンポで振った方が仕事するシャフトですから。
しかも、吹き上がらずランも狙えます。
こういう思い切ったコンセプトのシャフトを発売したフジクラって凄いと思いますし、
狭いストライクゾーンのようで
【実はこの種が合うゴルファー】は意外と多いはず。
ご自身がそうなのか?
一度試打してみてはいかがでしょうか。
