ツルーテンパーのダイナミックゴールドシリーズに
またまた新しいスチールシャフト
【ダイナミックゴールドCPT】が
発売されました。
レポートします。
【僅かな軽量化】と【高重心化】だそうで、若干の手元寄り重心のスペックになっています。
でも、「カウンターバランス」という程おおげさでもない位です。
早速打ってみました。
しかも「手元寄り重心」ですから、
中間部分を僅かに軽量化した形に。
打ってみると「かなりDGっぽい」です。
DGライトなどの「ちょっと中折れシナリ感」や
DGSLの「軽いせいで先端のハードさが強調され」たりもなく、
第一印象は、
「DGっぽい先の安定感」ありつつの
生徒さんも試打しましたが、やはりDG使用者にはしっくりしたようです。
「振り易い。全然違和感ない」
という声がほとんど。
でも「ちょっとDGよりやさしい?」との声。
プロジェクトX・KBSツアー使用者の感想は
「ちょっと【棒】っぽい」。
「トルクや調子に表れないフィーリング」の部分があり、スペックというより
「振り応えや打感」もシャフトに対する印象に残ります。
僕の感想は、プロジェクトXやKBSツアーにはある【僅かなシナリや弾き感】がないのが「むしろDGらしい」。
このフィーリングが気に入って使うのですが、唯一の問題点が「パワー不足だとちょっと重い」事。
今まで様々な【DG軽量化シャフト】が作られたのですが、
当然「何処かを軽くする分・何処かを強化」してフィーリングの面で「ちょっとDGとは違う】ものになっていました。
その意味で言うと、今までで
「一番のDGに近似した中量級シャフト」
という感想を強く持ちました。
重量も、これ以上軽くしてしまうと別物になってしまう【ギリギリ】の所でしょうか?
DGのフィーリングが大好きで
【でも、もう少し軽くして振れるように】と感じている方には、とても最適なシャフトだと思います。
8gだけ?とも言える軽量化ですが、手元寄り重心にしてある分「数字より軽く感じる」シャフトです。
おそらくスペックの追求から【あくまでDGフィーリングを残す】事に主眼をもってきたプロダクトではないか?と感じました。
中量級スチールシャフトは本当に各モデル豊富になってきました。







