このブリュンヒルデは私が最も期待しているアニメの一つなんだ。
オープニングからボーカル無しというクールな演出を魅せてくれたのはいいが、反面作画には一抹の不安を覚えたりもした。
かくして、とうとう始まった極黒のブリュンヒルデ。
さてはて、面白くなるのだろうかこのアニメは……。
本編。
突然転校してきた、死んだはずの幼馴染。
このテンプレは定番中の定番中のさらに定番と言っても過言ではないだろう。
ヤンチャだった幼馴染の女の子が、クールになって帰ってきた。
いいじゃないか。クールキャラ好きだよ。
そんな俺のちょっとした期待と高揚を裏切ったのは、他でもない。
学校のプールイベントだ。
あのさぁ……。
なんだこの、ここぞとばかりに入れてくるあざとい演出は。
そんなんで視聴者が喜ぶと思ったら、……まあ大正解なわけなんだけども。
それでも俺は口を酸っぱくしてこのブログで言ってきたはずだ。
あざといキャラは悔しいけど可愛いんだよ!
そうなんだよね。
しかし次はないぞ。次来たらこの鬱憤を爆発させるからな。
やれやれと、ため息を付いたのも束の間。
メテオ級のあざとさが4連撃――。
カー、憎たらしいね。
この製作陣が俺は憎たらしい!
①クールだったキャラが突然頬を染めたり
②力は強いけど、それを指摘されて恥ずかしがったり
③実は頭はあんぽんたんで九九すらできなかったり
④力こぶしを作ろうとふんばるけど全然できなかったり.....
ワンシーンで一体どれだけの攻撃を視聴者にぶつければ気が済むんだ。
これはもうギャップ萌えの極意を完全にマスターしていると見ていいだろう。合格だ、文句無しの「あざといキャラ建築士一級」の資格を授けよう。
まとめ
とんでもなく掴みがいいアニメだと、一瞬思っていた。
しかしシリアスに入った途端、真上から肉団子みたいな岩が「土砂崩れ」で落ちてきたり、さらにその土砂崩れに巻き込まれても主人公が死ななかったりと、シリアスな笑いを小刻みにはさんでくるのはどういった意図があるのか。