先ほど家のインターフォンがピンポーン♪と鳴って、インターフォン越に会話するより先に、最近ちょっと面倒くさがり傾向になっている私はダイレクトに訪問者に対応する。
勝手口からイボイボ健康サンダルを履いて出て、「はい、なんですかー?」と。
訪問者は毎月レンタルしているお掃除用モップの先を交換に来ました!という、某ダスキンさんの外回りの女性。
しかし、実はあまりモップを使ってない場合が多くて、例えば私が引っ越してくる前の酷いときには、借りたままの最初の状態で一度も使ってないのにレンタル代を支払った、なんてことも。
で、今月というか最近1カ月の間に少なくとも私は4回くらいしか使ってなかったなぁ~と思ったし、おそらく約一名に至ってはもっと使っていないなぁ~と。
すると、そこらへん熟知している女性の外回りスタッフさんが気を利かせて、
「じゃあ、もしよければ明日また改めて交換に伺っても構いませんよ!」
と言ってくれるワケです。
つまり、また大して使ってないようならもったいないから、せめて今日1日だけでも存分に使ってくださいね、的な⁉
それで、そのスタッフさんには明日また出直してもらうようにお願いをすると、『使い込んだモップの先が真っ黒だから濡れ縁の掃除が出来ずに困っていた』、だの、
『そのモップを使うとかえって濡れ縁に汚れがつくから、交換を待っていたのにスタッフさんを帰しちゃったのか!?』
だの、
まったく予想もしてなかった台詞で憤怒の表情でまくしたてる約一名。
えっ?ですよ。
いやいや、あなたは私以上にモップなんか触りもしないのを私は知っている。
だから、交換に来たスタッフさんに新品状態のモップを交換してもらったことも何度もある人が、一転して急にモップを汚れるほど使うワケがない。
モップを使うと濡れ縁が汚れる?
そんなワケないでしょ?
なので、改めてモップで濡れ縁をゴシゴシやってみたが、モップの先が真っ黒なんてことはないし、モップの先の汚れが濡れ縁につく、なんてことも当然ない。むしろ改めて気づいたこととして、やっぱり約一名が濡れ雑巾がけで土ぼこりを濡れ縁の表面に塗りつけて乾いたような汚れが悲しいほどくっきり目立っていて、これじゃあ掃除したんだか逆に汚したんだかさっぱり分からない。
つまり、濡れ縁を汚した張本人が、その汚れが付いた原因はレンタルしたモップのせいだと思い込んだら試練の道を~♪の世界だったという残念なオチでした。
ってことで、かくも老人の思い込みは恐ろしいなぁ~というモヤモヤです。
一体どこまで遡って、こうした間違った思い込みとか家事や掃除の手順も含めて正さないといけないのか、もうホントによく分かりませんね。
というか、今更云って聞かせても直らん(治らん)だろうなぁ。
間違いだろうが何だろうが、そうと思い込んでいる人に向かって、そう思うな!ったって、もう思い込んでるワケだし。はぁー~…。