はい、買い物難民の爺さん婆さんたちの救世主とも呼ぶべき移動販売カーが来るのが、販売カーのドライバーさんの不足問題？から週に二回から一回に減って、私としてはむしろホッと胸をなで下ろしていた。
というのも、来れば来たで毎回何かしら買えというトンデモ見栄っ張りな約一名の意向にそのまま従っていると、無駄なお金を使ってしまうから。
販売カーのお兄さんには悪いけど、週2が週1に減って私は安堵していた。
ところがだ。
販売カーのお兄さんが週1しか来なくなると、約一名がお兄さんを御用聞き代わりに使おうとする頻度がじわじわと増し始めたからたまらない。
つまり、通常の移動販売カーでは積んで来ないような食べ物や日用品などを事前に電話連絡して、個別に持ってきてもらうというシステムを使い出すワケだ。
例えば、トイレットペーパーのロールが大入りのやつとか、ちょっと一般的ではないような調味料とか、そういうのを。
で、先週の月曜日(販売カーの来る日)はペットボトルのお茶の小さいやつを5本ばかり個別に注文したみたいで、こんなのは販売カーでもフツーに扱う商品だと思うけれども、「５本持ってきて」なら特別注文になるワケだ。
というか、ならば何で私に「小さいサイズのペットボトルのお茶を5本」言わないのかが第一の疑問。
また、フツーサイズ？の大きいペットボトルのお茶は箱で既に買ってあるのに、そもそも論で何でわざわざ小さいサイズのを買うの？が第二の疑問。
そして何よりも最大の疑問は、約一名が今も一人暮らしの老婆ならともかくも、今は私が引っ越してきて共に暮らしているにもかかわらず、何で移動販売カーのお兄さんに頼ろうとするのかがさっぱり分からないという決定的な疑問。
こういうのは仮に本人に問いただしてもまともな答えは返って来ないと分かっているので、私はモヤモヤしつつ飲み込むしかない案件だと思うしかありません。
そして、明日はまた移動販売カーの来る日なワケですが、また何かしら約一名はお兄さんに個別注文したみたいで、そういうことだから承知しておいてくれと、つい今しがた言われたばかり。
私が東京での生活を引き払って、敢えて引っ越してきた意味は、こうした約一名の日常の買い物難民打破の目的も含めてあらゆるケアの為ですが、こういうことをされるとキリキリと神経逆撫でされるみたいで気分はよろしくないワケだ。
なんか、あらゆる無駄を省きたいと私は思っているのに、どういうつもりなのか細かい無駄を重ねてくる約一名。
何なんでしょうね、こういうのは一体。
そもそも論でペットボトルのお茶を少量飲みたいのなら、フツーサイズのを半分飲めばいいだけのこと。
なので、「小さいサイズを5本」なんて言われたら当然のように私は却下だが、お兄さんは商売だから注文されればハイハイと否定することはない。
つまり、ワケの分からん通販カタログから何かしらコソッと買ってしまうのも、販売カーのお兄さんにシレッと電話してしまうのも、どちらも約一名のリクエスト通りにスムーズに事が運ぶから嬉しいのかも知れない。
彼らは常にイエスマンだから。
なので、私に黙ってこんな個別注文をして、それを見た私がどう思うか…、なんてことは、おそらく一切考えていないんでしょうね。
はっきりいって、人間壊れてますね。
さーて、明日は何を持って来るんだろうか移動販売カーのお兄さん。
逆説的だけど楽しみでもありますよ!?