中国歴史ドラマ『燃ゆる呉越』 | ~ピかさのブログ

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呉王・夫差(ふさ)の軍門に下った越王・勾践(こうせん)のリベンジ物語を描いた『燃ゆる呉越』。
只今、CSチャンネル「チャンネル銀河」にて放送中。




古代中国の春秋時代を舞台とした、夫差と勾践の攻防を描いた歴史戦国的バトルロイヤル。




字幕なし、なのに完全日本語吹き替えなので、いまいち中国歴史ドラマ的ムードを感じないドラマですが、何が一番に中国ドラマ的なムードを消し去っているかといえば、吹き替え声優の声の張り方がおもいっきりアメリカン・アクション・ドラマのそれで、しっかり画面を見ていないと、これが中国大河ドラマとは到底思えません。
やっぱり、海外のドラマや映画は、基本オリジナルの音声に勝るものはない。






越王・勾践の吹き替え声優は、あのアメリカン・アクション・ドラマ『24』でもお馴染みの、ジャック・バウアー役こと小山力也!
勾践の声の張り方が、まさにジャック・バウアーそのもので、たまに画面から目を逸らすと『燃ゆる呉越』を観ているのか、それとも『24』なんだか、まったくわからなくなります。
勾践とジャック・バウアーとが、完全にキャラクターが一体化しています。





あの小山力也の、お馴染みジャック・バウアー節とも言うべき熱血漢なノリで、そのまんま『越王・勾践』を演じているわけですわ。なんかもう、本当に物凄いことになってます~。





そう考えると、例えば先日は声優の交代劇があったばかりの「サザエさんの磯野波平」だって、場合によって『波平=小山力也』でも面白くて良かったのかも知れません。






「おいっ、カツオ!!さっさと宿題しないかーっ!これは大統領命令だっ!!もたもたするなーっ!!」





とか、





「クソーっ!!サザエの作った味噌汁が不味くて飲めんっ!!クロエ、すまないっ!!スグに他の味噌汁を探して、衛星画像を俺の端末に送ってくれっ!!」





とか、






ウルトラハードボイルドな『ジャック波平』でも全然イケるかも知れません。





もう『サザエさん』じゃなくなる気もしますけど。