百済ん観音堂DX -4ページ目

百済ん観音堂DX

たまには140文字以上の文章を読んだり書いたりしないと馬鹿になりそうなので、ボケ防止の観点からどうでもいい日記を書き綴っております。

そもそも七年も前に出た本について
今さら蒸し返して騒いでるのかがまず疑問。
どうせクソみてぇな出版関係者がネットで
炎上させて再ブーム!とかクソみてぇなこと
考えてんじゃねーのかとかすっかり陰謀論脳に
なってしまったゲームブック世代のオッサンです。

でもリビングストン御大が今ツイッターで
つぶやいてるのは事実なんだよなあ。
再版の時点で著者に話は通って実物も見てるんじゃ
なかったのかと思うんだけど実態はいい加減なんすかね。

うちの職場の出版物とか海外でも売られてるんだけど
ちゃんと献本が送られてくるけどな。
韓国版が意外に紙質良くて判型が日本版よりでかいとか
欧州版は読む順番をレクチャーするページがあったりと
目を通してみると中々おもしろかったりする。

話がそれた
まあ空中幼彩のロリエロ絵に釣られてゲームブックなんて
文化そのものを知らん若い人が手に取ってくれて
その内の何%かがアナログゲーマーに目覚めてくれりゃ
万々歳じゃないですかと思うんだけど。

問題は当時も全く話題にならず続刊も無かった点でw
まあ失敗プロジェクトだったんだろうなと
クイーンズブレイドの二匹目のドジョウは無理だったか。
今回のしょうもない炎上()で再版でもかかりゃ
めっけもんなのかなと。

あと『死のワナ~』に関してはどうしても通らなきゃ
ならない場所に技術点10とか11の敵がゴロゴロ
いたり、そのくせ魔法やアイテムのサポートが期待
できないとかガチ過ぎて俺は嫌い。
同じリビングストン作品なら適度にヌルくて異世界の
描写が楽しい『盗賊都市』を推したいんだけどな。

さらに話がそれるけど
どうせゲームブックの話で日記を書く機会なんか
もう一生ないと思うのでw 今でも入手できる
児童向けゲームブックを紹介しとく
角川つばさ文庫『バニラのお菓子配達便』



ちなみに一巻は大傑作、二巻は駄作
色々イベントを盛り過ぎてゲームブック最大の
楽しみである〝自分で物語を選択し作り上げる〟
って要素がスポイルされちゃってるという、
『トカゲ王の島』や『雪の魔女の洞窟』に
よく似た失敗だと個人的には思ってる。
マスターが作った壮大なシナリオにただ
プレーヤーが引きずり回されてるあの感じ。

しかしこれも子供達の間でブームを巻き起こす
には至らなかったようで残念。
さすがにもうゲームブックの時代じゃないかー
※若干ネタバレ成分が含まれるので 未見の人は注意。

江戸時代の天才絵師・葛飾北斎、の娘お栄を
主人公に見立てた作品、かと思いきや実際は
お栄の目線で語られる北斎のお話だった気がする。

監督の原恵一って誰よって聞かれると一般人に
一番わかりやすい説明は『クレヨンしんちゃん』の
劇場映画作ってすごい絶賛された人ってとこか。

まあそのへんも含めて俺は前情報をなるべく
入れずに観に行ったんだけどね。

で、どんなお話かって書いちゃうと無粋なネタバレに
なりかねないんだけど、これが書こうとしてもちょっと
難しい。

15分くらいの細かいエピソードからなるオムニバス
みたいな構成になってて、なにかしらスケールのデカい
大筋、たとえば後にお栄が幕末の尊王攘夷運動の魁に
なるとかそんな話があるわけがない。

定番のベタな恋愛要素があるのかというと
お栄の想い人みたいな男性も出てくるんだけど
その辺のエピソードは枝葉に過ぎず物語全体に
さして大きな影響は与えていない。

ちなみに俺は何でもかんでも恋愛要素を無理やり挿入
しないと気が済まない日本映画界の糞みたいな風習を
憎悪してやまない人間なのでこの点も好印象。
(まあもしかしたら原作ではもうちょっと踏み込んでた
のかもしれんけどね)

だもんでお栄の周りの出来事よりも俺的には北斎って
ダメ人間カッコイイ!な感想が先に立ってしまう。

もういっそのこと上手く描かれ過ぎた絵にまつわる
怪事を北斎が地味にしれっと解決して回るちょっと
ファンタジー寄りな物語をあと何本か作って
ノイタミナ枠で放送したらどうかと思うくらい。

と言いつつ俺が一番気に入ってるのは怪異寄りの
エピソードじゃなくて
〝ヘタクソがパッションだけで描いたエロ絵の方が
デッサンだけ上手い奴が義務的に描いたエロ絵より
シコリティ高い論〟について踏み込んだ話。
結局お栄の処女についてはあの後どうなったのかは
議論が分かれるところである。

あと北斎の声を演じるのは孤独のグルメの
ゴローちゃんこと松重豊なのがポイント高い
声優は初めてなんだろうか?

ああ、もちろんお栄もいいキャラなんですがね
自分的には更に萌えキャラがいてしかもその娘が
ああこればかりは酷いネタバレになるので言えん!
言えんがしかしこれだけは言っておく
太眉&切り禿(きりかむろ)最高!うっひゃあ!

太眉と言えばお栄がそもそも凄い太眉キャラで
印象的なデザインなんだけど、興味深いのは
この世界のカタギで既婚のオバハンはみんな
眉を落としててちゃんと江戸時代しとるのな
あと一人称が女性でも俺だったり。

江戸の時代考証を絵でちゃんと見せてくれる所も
この映画を観てて楽しい部分だと思う。
江戸日本橋の賑わい、物売りの掛け声、
町火消しの動作、吉原の妓楼や陰間茶屋、
このへんできれば改めてじっくりコマ送りで
見てみたい。

あと紙に筆で絵を描くシーンは通常の作画とは
別途に演出の人がついてるんだが、劇中あちこちで
この筆で描かれた絵が奔放にアニメーションする
シーンもなかなか楽しい。
やっぱり劇場で公開されるようなアニメ映画の
作画パワーとセンスって尋常じゃないわと。

ちなみにまだしばらくは上映してると思われるので
俺としては観に行くことをオススメしたい。
上映館情報は下記リンクに
http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=344
つうかジワジワ評判が上がってきて上映期間が延長
されてるパターンなのかなこれは。

いずれテレビでもやってくれたらいいのになあ
上で書いたようにCM入れやすい構成になってるしw
アホの一つ覚えみたいにジブリばっか流してないでさ
絵もクソ上手いし
泣かせる物語も作れるし
ギャグも面白いという
チート野郎だったので絶対いつか一般誌に
行ってしまうのだろうなという事は
短編『ふたりがけごはん』のキャプ画が
ネットであほみたいに貼られまくってた
頃から覚悟してはいたが

ニッチ向け月刊エロマンガ雑誌から
いきなりヤングマガジンで週刊連載開始とか
成り上がり過ぎだろとコンビニでのけぞった

内容は第一話なのでおもろいとも何ともまだ、
ただヤングジャンプでやってる『カコとニセ探偵』の
対抗枠として作られた企画なのかなって気もするが

そんなことより問題は大塚麗夏のマンガだと
いうのにパンツの1カットも無いとは
どういう事だ! どういう事だよッ! クソッ!
(車の運転席を破壊しながら)

バカげた話に聞こえるかもしれんが男性向け雑誌で
新連載第一話といえばパンツだとりもなおさずパンツ

情報の濁流に呑まれてアップアップしてる現代人が
雑誌のページを半ば惰性でパラパラめくってる
その手をポッと出の新人作家が止めさせるには
くどいようだがパンツなのだ
ちなみにこれは明確な統計データによって
鉄板であると証明済みの勝利の方程式なのだ

それをですね、もともとエロで売ってた人がですよ、
しかも主人公は見るからにエロい美少女だというのに、
掴みの第一話でパンツもおっぱいも無いとか
いったいこれはどういう事だッ!ディオ──ッ!!

まあなんだ、今時の優秀な編集者は作家性とかを
大切にするようになったって事なのかもしれんな。
実際おもしろい漫画にはパンツだのおっぱいだのは
不要な夾雑物でしかないってケースもあるわけで
エロで気を引くのは人気が落ちてきてからでも
いいじゃないかと、それもまた正論だとは思う。

好きなエロ作家が一般に進出して、それで出版社や
編集から大切に扱われているのだと解釈すれば
腹も立たないじゃないかむしろ良い事じゃないかと
逆に考えるんだ「パンツみえなくてもいいさ」と
……ああダメだやっぱりちんちんイライラする

でも目出度い、エロいマンガじゃなくても俺は
大塚麗夏じゃなくて御影夏先生のヤンマガ新連載
『ゴーストライター』を応援します!(血の涙を流しながら)