ようやくアイカツの映画を観てきたんすよ。
公開から一カ月もたって冬休みも連休も終了した
平日の昼間であれば女児にキャハハキモーイと後ろ指さされる
心配もなくいちご成分を補給できるであろうという
策は図に当たったわけですが、劇場行ってみると
俺!総勢一名、参陣! 状態でした。
今まで観た映画の中で最も客が入ってなかったのは
幸福の科学のアニメ『神秘の法』でしたが、
まさか客が俺以外一人もいない状態は人生初。
上映中止になるかとヒヤヒヤしたよ。
つうかいいのかコレ、200人以上入るハコで
俺が一人で大スクリーンのいちごたん独り占めとか
たぶん全裸で観ててもバレなかったんじゃないかと。
昨日まで周囲のアイカツおじさんからまだ観に行って
ないのかと散々に煽られ続けていたのですが
残り物には福があるとはよく言ったものです。
で、肝心の映画の話ですが、アニメは今年も3年目が
続いてるんだけど、これは去年までの主人公である
いちごの物語やねんな、つうか3年目をやる都合で
描けなかったいちごと美月の真の決着がつく実質的な
最終回と言えるわけでして。
それにしてもアイドルやるとかやめるとか美月さん
マジめんどくさい女だなオイ。そんな美月さんを
今度こそいちごたんが名実ともにブッ倒しちゃうぞー
って話なわけですが
「あなたに(女帝の座を)奪われたいの」
とか一々セリフがエロいなオイ
あと先輩に自分の意気込みが伝わるような曲を作りたいって
言ってるのにゲストのシンガーソングライターちゃんは
「わかる!そういう恋みたいな気持ち!」とか
節子それ恋ちゃう!みたいな随所に百合百合しいやり取りが
あって書いたの高橋ナツコか?!と思ってたのに脚本は
総大将の加藤陽一だったという、まあスタッフ全員が順当に
ナツコの百合成分に毒されてるのだろう、これが二年間の
ナツコのユリカツの集大成なのよ!そう思うことにした。
百合豚的には主人公以外のカップリングが気になる
わけですが、やはりユリカ様は揺るがねえなと、
出番をかえでにブッ潰されたり、なぜか経理の計算が
得意なことをなぜか姐さんに知られてたり、
スカイダイビングはさくらが一人でやってるのに
なんでユリカ様はかえでと二人で一つのパラシュート
なん?とか、劇場版ってキャラクターが大勢出てきて
どうしてもサブは割を食うはずなのにユリカ様の出番は
やたら目立ってた印象が。
本当にユリカ様はアニメ製作スタッフにも劇中人物にも
視聴者にも愛されてるんだなあと。当時はそんなに人気が
出るキャラとはスタッフも思ってなかったんだとか。
クリエーターが言うキャラが勝手に動いて成長するという
のはこういう事なんやろね。
個人的に残念だったのはドリアカもう息してない!状態
なのがね、ちょっとね、今のテレビ版はしょうがない
としても映画だけはと期待してたんだけど。
そんなドリアカ勢が出番もらえない中、一人だけ蘭に
浮気して目立つそらはやはり魔性の女。
ドリアカ以外にも新一年生とかみくるとかは割喰った
感が否めないんだけど、それでもこの人数のキャラを
登場させて破綻もさせずによく描き切ったと思います、
特にいちご以下9人ものキャラが一つの部屋の中で
くっちゃべってる所とか、絵的なレイアウトも
セリフの配分も無理なく芝居が進んでてこういうのは
やはり今まで丁寧に誰がどんな奴なのかキャラを立てる
工程を誠実に積み重ねてきた結果がそのままスクリーンに
反映されてるんだよなあと。
もちろんアイドルアニメなのでキャッキャウフフしてるだけ
ではなくライブシーンも10曲以上が披露される
満足のいく出来でした。
特に放映初期の楽曲をアイカツシステム()の支援が無い
ステージで学校の制服のまま踊る所とか、おおーここで
この曲が来たかーと感無量、あと新作3DCGエロい。
そしてオーラスに美月、いちご、あかりの3世代が
同じステージで歌うという、物語のテーマにも合致した
シーンで〆とか美しい構成の仕事っぷりです。
アイカツを全く知らん人間にはオススメしにくいですが
これまでTVアニメを応援してきた人には文句のない出来かと
旧シリーズも新シリーズも脇役チョイ役に至るまで拾って
ネタをブッ込んでくる所とか、マニア向けのサービスも
完璧じゃねーかと。モブのシーンとかにもっと細かい
ネタが仕込んであるんじゃないかとチェックするために
改めてソフトを買いたくなるような心憎い仕様です。
地道にコツコツ成果を積み上げて行ったアニメ作品の
集大成とも言えるのが劇場版アニメなわけですが
そういうののお手本みたいな一作だなと思いました。
今年もラブライブやらガルパンやらプリパラの劇場版が
待ち受けているわけで、とても楽しい一年になりそう
オラワクワクしてきたぞって感じです。


