ひより家最強の男② | OHIYORI日誌

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3児のハハの子育てお天気報告

晴れ最強話 PART②  野生人KAISEI晴れ

 

雨事故の後、通院がはじまった。ちょうど梅雨時期と重なり、雨の日の通院は必至となる。うららが幼稚園に行っている間に消毒をしに2度病院まで。どちらも雨天に大当たり。日向をベビーカーに乗せ、レインカバーをかけ、快晴を歩かせる。

雨よりによってこの救急病院は、どういうわけか駐車場が果てしなく遠い。

タクシーで玄関先までつけてもらえたらすぐなのに、自家用車の駐車場は敷地のはずれにあり、屋根もない。タクシーを予約したいと思い、時間指定をしたら断わられる。どういうこと???観光都市のくせに、お客をないがしろにするんやね。

雨病院の建物に到着する頃には親子ともども頭のてっぺんから足の先までビショビショ。外科に通うのに風邪ひいて今度は内科にお世話にならなきゃなというくらいひどいありさま。

雨そして大きい病院お決まりのシナリオ。長い待ち時間、一瞬の診療、そしてまた精算までの長い待ち時間…。そんなこんなで半日潰れてしまう。へとへとに疲れて帰った来たら、すぐにうららのお迎えだ。

雨3回目で抜糸の予定となっていた。その日も朝から雨。しかも土砂降りで、周辺の地域では警報も出ている。『行かなあかんのかなあ…』と恨めしく窓の外を見て快晴の口元に目をやる。もう気分は行きたくないモード9割。翌日の土曜日にしてもらえればありがたいのになあ…。ダメもとで電話をしてみる。すると即オッケー。正直拍子抜けした。でも、雨の中小さな子どもたちをびしょ濡れにしてまで行くほど緊急性もないし、この判断はよかったと思う。

 

雨そして、何事もなく1日が過ぎようとしていた夕方。何気なく快晴の口元をみて気づいた。

 

……糸が……ない……!!!!

どうしたことか、何をしたのか、快晴に問いただす。

爆  笑あれ~?ないネ~!」と、ニコニコ。

 

晴れどうやら気になっていじいじ触っていたので、ほどけて抜けてしまったらしい。嬉しそうに報告してくれる。

 

ガーンガーン信じられない…。痛くなかったのか…。

晴れ快晴自身からは見えない位置にあった傷口。

晴れご飯を食べる時、顔を触るとき、縫合している糸が飛び出ているため、気になって触っていたのだろう。

晴れ彼の中では異物でしかなかったということなのか…。

晴れ翌日、一応予約通り病院へ行く。

どうやら本人が気になって、勝手に抜いてしまったようだと説明をした。

晴れドクターも笑って、「まあ、そんなこともあるよね。口元だしそれも仕方ないよね。」と、傷口も思ったほど目立たないようだったので、診察だけでおしまいになった。

晴れこの話をうららの幼稚園のママ友に話したら、『野生人快晴』と名付けられ、本名より野生人と呼ばれることが多くなった。顔に傷あり、ハクもついた今日この頃。これに懲りて少しはやんちゃが減るかと思いきや、全くへの河童。ますますパワーアップ中。

 

晴れひより家で一番強い男。それは、快晴である。

(1999.6.記)