■期待はかけすぎず…
今年もやってまいりました。胃の痛くなるような運動会シーズンが…!!昨年のほろ苦い思い出がトラウマ的によみがえりつつ、逆に過剰な期待は落胆のもとと心して本番当日を迎えることとなりました。
日時は毎年同じで、10月10日。当時は毎年体育の日で、祝日。
今年の参加種目はかけっこと、体育遊び(障害物競走)がおもな出場種目。
昨年と違い、演技の順番なども園側は工夫してくれていて待つのが苦手なうららは一番最初の出番です。
それでも出遅れた時にはいっちょまえにくやしくてメロメロになって泣きながら演技をするありさま。
すごい成長です。
障害物競走は、ほかのクラスメイト達は、跳び箱をぴよーんと跳躍。でもうららは、よじのぼりそこからジャンプ。
のぼり棒も、棒は登らず横の鎖をよじ登る。
てんぐゲタという、一本歯の下駄も、うららは特別仕様のカンぽっくり。
それぞれみんなより変則的になっていたものの、うららの精一杯を、めいっぱい見せてもらえたと思う。
それまで、練習中にはできなかった鉄棒の足抜き周りも当日できたりして、先生方にはずいぶんと褒められたようでした。
最初ののぼり棒の時にはあやうく落ちそうになり、ヒヤッとしたものの、半べそをかきかきそれでも最後まで頑張った姿を見て、えもいわれぬ感動を覚えました。
よくやったなあ。
■保護者の結束力と本当のやさしさ
うらら自身の成長もさることながら、今年の運動会でもっとも嬉しかったのは、ほかの保護者の方の励ましの声援と拍手。昨年は一番最後に演技をさせてもらったものの、ほとんどできないものばかりで、盛り上がっていた場内が一気にしらけてしまったのが嫌というほど記憶に残っています。そんな中で申し訳程度に参加させてもらっているうららの姿はとてもみじめに見えました。だから、トラウマ的に私の中には残ってしまっているのです。今でも時々うなされるように夢に出てきます。
今年は失敗しても、親の私たちが声をかけるより先に、場内の多くの保護者から声援や拍手があり、すごくあたたかい気持ちになりました。
あらためて、この保育園の仲間として認めてもらっていると気づき、そちらのほうでありがたい思いがいっぱいでした。うれしくて涙が出そうでした。
心からの感謝をこめて…。
うららの2年目の運動会は、私たち親にとってもいろんな意味で救われた一日でした。
(1998/10/31記)

