3年半ほど前に根元のOリング ローターの交換で
上々の効果を得て安心していたのだけど、『センターシャフトを伝ってオイルがリークする』と聞いて、不安を抱きつつ『そのうち』と先延ばしにしていました。
この、『そのうち』『先延ばし』は危ないですね。
てな訳で先日
某通販サイトの『全品10%off日』に発注しまして、純タコ以来何かとお世話になっている先に交換を依頼。
新品効果なのか、微細な点火時期調整が功を奏したのか、Happy Happyなフィーリングです。換えてよかった✌️
外したデスビの内部。
オイル、来てますね。危ない 危ない。
実はこの話には、前振りと言うか前段が有ります。
先ずはいつもの入庫先に交換作業を依頼しました(段取りは 勤め先の駐車場から引き上げ→作業→同駐車場に納車 の日帰り預け)。純正部品を扱っている事業所だから通販サイトで調達して持ち込みと言うのも何なので、ネットで見つけた未使用新古品と伝えました😝
午前の休憩前な時間帯に工場からのTEL着信。朝イチから着手してもらった様ですね。でも何事？と電話を受けると…
『デスビの仕様が変わっているか、エラーか、品違いじゃない？始動時の吹け方がちょっと変わる』
との事。
「着け換えの二度手間も起きるかも知れないけど、調子よさそうな方を着けておいてください」と返しておきました。
夕方、納まっていた拙車を確認したら新しい方のデスビが付いていて「脅かすんだからぁ」と笑みが溢れていたかも知れない心境で、エンジン掛けたら🥴🥴🥴
アクセル弄らずのクルマ任せの始動、回転の上がり下がりがメタメタです。ヌル過ぎな挙動。着け換えの手間を嫌ってヌルい方で納めたな。と軽く苛つくｴｰﾋﾟｰ(まだ半笑い)。
進角など点火のコントロールはECUが行い、デスビにはその手の機能は無いよなぁ？と微かに思いつつも、この時点では、新品デスビのエラーを信じています。返品期限過ぎてるし、既開封な上に装着痕あるし、購入元に話を振ってもダメそうだよなぁ…。返金不可で構わない。情報としてトヨタの客相に話を持ち込むか？などと考えるも、まずはクルマの調子を戻すのが第一なり。
翌日、朝イチで工場に電凸です。
「こんなヌルいので納められてｴｰﾋﾟｰは悲しいです。今日換えてください。」と…
付き合い(在籍)長いフロント氏は既に口ごもってる。そんな責める気はないんだけどなぁ…。
作業ネジ込み依頼は快諾されて、時間は工場の指定に合わせて再入庫の運びとなりました。
待ちでの作業がそろそろ完了の様です。盛大な空吹かしの音が聞こえます。整備作業で空吹かしが必要なケースて、あまり無いですよね。必然性の低い空吹かして好きじゃないんだよなぁ…。何かとても嫌な物を感じ始めましたよ。
お待たせしました。入念に点火時期合わせました。念のため試運転してきてくたさい。
て言われて、エンジンはかかっていたけど一旦止めて再始動から…
「おいっ、変わってないぞ😵💥」とは言えず
「変わってなさそうですね」と伝えて一応試運転へ。
お察しの良い方は、昨日の工場からのTELの辺りでお気付きかと思います。
これ、点火時期確認/調整の点検モードに入れず、そのままタイミングライトを当ててデスビをグリグリやってますよね。
ダイアグの何番でしたっけね、短絡させるのは…。
工場の周りちょい走って、ダメ現象は残っている旨を伝えたら…
試運転に出ている間にに考えたのでしょうか、「ｴｰﾋﾟｰさんのチェイサーあちこち手が入っているじゃないですか…」「これがデスビの標準状態だと思うんですよ」と、ECUの学習機能/初期化とデスビを混同した推論を振ってきましたよ🥴。「だから、微細なセッティングが必要なんだと思います。時間を掛かるかも知れないけどセッティングします。任せてください。」と来たもんだ。
しかもこれは、メカ3名さん+フロント氏の4人で導き出した回答。
試運転から戻ったら点火時期の点検手順の確認をしようと思っていたけど、話す気力消えましたわ。『当てずっぽうで弄り回されても困るんですよね。』と言い残して工場を後にしました。
もし、このまま【セッティング】を依頼したらどうなっていたのでしょう？
まずは、当てずっぽうにデスビをグリグリ。当然状況は変わらない。
高額パーツを扱う所謂ショップではないから、次から次へ高額パーツ投入での費用爆掛かりにはならないだろうけど、吸排をノーマルに戻されて、部品商経由のECUリビルトとかも薦められたかもね。挙げ句『こんなモンじゃないですか？』『旧いから仕方ないですよ』と…。
バカ工場のドロ沼に引きずり込まれるところでした。怖い 怖い 🤣🤣🤣
3年半前にデスビ脱着(オイルシール交換)を担当してくれたであろう、ゲートシフタの移植担当氏、若しくはツアVリアメンバー ブレーキ換装の担当氏、共に今は在籍していないんですよね。基本に忠実で融通が足りないほどマジメで、受けたからには徹底的に付き合ってくれたお2人でした。
