1992年

新年早々に、久しぶりの友達から興奮気味に電話あり。

『今ね、新宿中央公園で尾崎豊が写真撮ってて~!ビックリしたけど、くみこの名前出したら、“記念に”って写真撮ってもらったの~振り袖着てたから~(*^^*)』


そ、それは、アタシの名前は関係ないのでは!?
まっいいか…( ̄▽ ̄;)

『でね、くみこにヨロシクって!ちょっと話しちゃった~』

かなりの興奮状態の友達、一緒にいた友達にも、たいそう自慢できたらしい…ヨカッタヨカッタひらめき電球






それから約4ヶ月…
豊は伝説になった。


お兄ちゃんの小学校からの同級生で、アタシが中学入学してからは、豊とアタシは何故かウマがあって。


一緒に文化祭実行委員やって、ふたりで『三年生を送る会』の司会やって。


卒業して、しばらく会わなかったけど、デビューしてからLP(古っあせる)持ってきて…

それも家の前の女の人と付き合ってたから、ついでに…( ̄▽ ̄;)





あの夢だと思った報せから17年。


兄貴や兄貴の同級生達と一緒に葬儀に参列して、裕介くんと並んで献花した。

それまで、控え室で、みんな同窓会のように笑ってたのに、あの瞬間、
そう、裕介くんの横顔見たら、涙が止まらなかった。


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豊と裕介くんが、小さな頃から遊んだ豊の生家があったところ。

今も再開発中の札が立ち、立ち入り禁止のまま…


あっ、裕介くんは、豊の本当の幼馴染みで~
アタシの仲良かったコが、「裕介くん」って呼んでたから、アタシも裕介くん。
豊は、最初はユタちゃんとか言ってたと思うけど、なんかいつも「男!」ってからかわれて追っかけっこしてたから、最後は豊に…あせる

今考えると生意気よね~






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豊が、落書きの教科書と外ばかり見てた学校。

今は正門が移動しちゃったけど、アタシ達が在学中は、正門と言わず、周りはキャベツ畑で…ガーン

高層ビルしか見えなかったけど、豊はさらに届かない夢まで見てたらしいですにひひ



すっかり偶像化されてしまった豊。


あなたと同じ時間を、同じ空を見ながら過ごした事が、私達の誇りです。

あなたの愛したこの街が大好きです。

この街は、まだ、あなたの香りがたくさんします。


あなたと遊んだ広場はなくなってしまったけど、やっぱりのどかな風景が広がっています。


もう二度と会うことはできないけど、あなたの遺した歌と共に生きていくから。