やっと一応の完成を見た 『核文字で読み解く中国語文法』 | 100万人の中国語 

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田中則明(たなかのりあき)
中国語研究家。

「発音(ピンイン)」→「語彙(ピンイン)」→「文法(核文字)」 

『これ以上解り易く出来ない!中国語』
『”核文字”で もやもやすっきり 中国語文法』
『”核文字”で 中国語文法 総仕上げ』

やっと念願の初級者~上級者向けの

 

『核文字で読み解く中国語文法』(拙著)

 

が完成した。

というか、完成の緒に就いた。

 

どの言語も、大海の如く、果てしなく

広がっており、その全貌を捉える

ことなど、まして、一人の人間が

それを行えるほど、大海は浅くも

狭くもない。

 

これからの改定作業は、永遠に

続くであろう。

 

どんなイメージか?

 

『日本語文型辞典』(くろしお出版)

のようなものをイメージしてもらえれば、

それに最も近いかと思う。

 

当面は、初級者~上級者の授業に

(プリント形式で)使い、一般には

非売品とさせていただく。

非売品とする最大の理由は、あくまで

「未完の完成品」に過ぎないからだ。

 

で、「核文字」ってなんですか?

 

私が勝手にピックアップした文字で、

これらの文字の用法を知れば、

中国語の文法が自ずと見えて来るもの

です。

 

この「切り口」は、私自身が、中国語と

50年弱付き合う中でたどり着いた

もので、「自画自賛」のそしりを免れ

ないことは重々承知で、中国語という

言語の特性を誰にも理解しやすい

形で呈示できたと自負している。

 

自分の頭の中を整理する上でも、

役立つので、私自身も、まさに、

“爱不释手(片時も手放せない)”

の状態になりそうだ。

 

なお、中国語の場合、仮に文法が

体系的に理解できたとしても、

様々な語彙は言うに及ばず、

故事成語、〇文字熟語等は、別途,

覚えなければ、中国人との意思疎通

には不便さを感じるであろう。

どこまで行っても、学ぶことは多い。

 

何はともあれ、一区切りついた。

10年ぶりに、休暇気分が味わえるぞ。