こんにちは!

セイシュウです。

 

『インターネットブラウザー』

 

 

という言葉をもちろん

ご存知のことかと思います。

 

ウィキペディアによると

 

パソコンやスマートフォン等を利用して

Webサーバに接続するためのソフトウェアであり、

ウェブページを表示したり、

ハイパーリンクをたどったりするなどの機能がある。

 

と辞書的説明がされています。

 

そんなインターネットブラウザーの

利用率のベスト3は

 

1位 グーグルクローム

2位 ファイアーフォックス

3位 インターネットエクスプローラー

 

となっています。

 

あなたが使っているブラウザーは

この中にありますか?

 

インターネットがない生活が最早、

考えられない時代・世界ですので

誰もがいずれかのブラウザーにお世話に

なっています。

 

そんななくてはならないブラウザーですが、

 

使用しているブラウザーと仕事の離職率

や仕事ができるかどうか

 

には意外にも深い関係があったのです。

 

あなたが使用しているブラウザーで

あなたの仕事ぶりを当てられる。

 

こう言われたらビクっとしませんか?笑

 

結論からいいましょう…

 

グーグルクローム

ファイアーフォックス

 

を使っているあなた!

 

勝ち組です!笑

 

しかし…

他のブラウザーだという方も安心してください。

 

そのブラウザーを使っていることが

本質的なことでは『ありません』。

 

なぜブラウザーによって

仕事ができるできないがわかるのか?

 

・・・ぜひ最後までお付き合いください。

 

経済学者のマイケル・ハウスマンさんは

顧客に電話対応するサービス業務の勤務をしている人がどうして

 

『長く続く人とそうではない人』

 

の違いが生まれるのかを調べていました。

 

そのデータベースを取った業種は

銀行や携帯電話会社、航空会社と多岐に

及びます。

 

その総数なんと『3万人』。

 

大々的な調査でした。

 

ハウスマンさんはまず、

『今まで離職してきた職の多さ』

に注目しました。

 

今まで職を転々としていた人達ほど

すぐに辞めていると考えたのです。

 

しかし、意外にも実際にはそれと

離職率とに関係は見いだされませんでした。

 

その他にもハウスマンさんは色々な見方から

長く続く人とそうでない人との違いを

探しますが、なかなかいい切り口

がみつかりません。

 

そんな時、ハウスマンさんは他に

何かしらヒントがないかと探すうち、

 

『職に応募する時にどのブラウザー

からログインしたか?』

 

という情報があったことに気付きます。

 

その情報に気付いたものの

ブラウザーと離職率とに関係があるなどとは

思っておらず、

 

「一応…やってみるか…」

 

という程度の気分。

 

しかし、その得られた結果は

驚くべきものでした。

 

ブラウザーが

 

『ファイアーフォックス、

グーグルクローム』

 

(以降、こちらをクローム組と呼びます)

 

を使っていた従業員は

 

『インターネットエクスプローラー、

サファリ』

 

(以降こちらをサファリ組と呼びます)

 

を使っていた従業員よりも

『15%』長く勤務していたことがわかったのです。

 

ハウスマンさんは

「たまたまだろう」と思いながらも

ブラウザーを着眼点とし、

『欠勤率』にも着目してみました。

 

すると同様に

 

クローム組の方がサファリ組よりも

『19%』欠勤率が低かったのです。

 

「ブラウザーの違いには何か本質的な

何かがある…」

 

そう思ったハウスマンさんは

他にも色々な違いを見付けていきます。

 

・クローム組の方が売上が高い

・顧客からの満足度も高い

・クローム組の方が通話時間が短く、

 効率のよい業務になっている

 

などです。

 

つまり、まとめると…

 

クローム組の方がサファリ組より…

離職率が低い上に休みも少なく、

優良な従業員である。

 

更に、その業務内容もサファリ組よりも

的確で満足度が高い仕事をしている

 

といえます。

 

ハウスマンさんはこの事実に突き当たった後、

 

『なぜクローム組の方が優秀である

可能性が高いのだろう?』

 

ということに当然ながら疑問を持ちます。

 

その謎を解くため、ハウスマンさんは

まずある仮説を立てます。

 

「テクノロジーやパソコンに詳しいから

それが業務に生かされているのでは?」

 

この仮説を検証するため、

従業員たちのコンピュータ適正や

パソコンへの知識、タイピング速度などを

調べてみました。

 

しかし、それらの点数はサファリ組と

驚くべきほどの差は見いだされません。

 

つまり、ブラウザーの違いによる

仕事の良し悪しは

 

『技術やスキル』

 

が本質的な答えではないということです。

 

ハウスマンさんは

 

「あぁでもない。

こうでもない」

 

と悩みましたがある時ヒラメキます。

 

『ブラウザーをどのように入手したかに

答えがある!』

 

と。

 

パソコンの場合、Windowsには

インターネットエクスプローラーが標準で

搭載されていますよね。

 

Macならばサファリが標準でインストール

されています。

 

つまり、これらのブラウザーをそのまま

使っていた人達が、先程の

『サファリ組』にあたるわけです。

 

ファイアーフォックスや

グーグルクロームのブラウザーを使う

ためにはひと手間加えてインストール

をわざわざする必要があります。

 

色々なブラウザーを使ったことがある方は

おわかりかもしれませんが

ブラウザーによって使用感はビミョーに

違います。

 

自分にとって使い易いブラウザー

というのは違ったりするものです。

 

つまり、ブラウザーをインストールするという

ほんの少しの自発的な行動は、

 

「どうしたらもっと効率よく検索ができる

だろうか?」

 

「よりよいブラウザーはないだろうか?」

 

という気持ちと密接なリンクがあるわけです。

 

なのでハウスマンさんはサファリ組と

クローム組との本質的な違いを

 

『今あるものをそのまま使用するのではなく、

自らの手で、よりよい選択肢が

ないかを探す求める心』

 

だと見抜いたのです。

 

実際、「ありのまま」で満足していた

サファリ組の人達は仕事に対しても

「ありのまま」の対応を取っていました。

 

営業の電話ではマニュアル通り。

 

さらに、会社からの業務を固定されたものと

捉えていて、仕事に不満が感じると

欠勤をしていました。

 

それに対して、クローム組はそれとは

逆のアプローチを取っていました。

 

顧客の疑問点に対応する新しい方法を

常に考えながら、ストレスなく効率よく進む

環境を自ら構築しようとしていたのです。

 

自分で環境をよりよい方向へ改善させて

いくのですから、

ストレスも少なく離職率や 

欠勤率が少ないのも当然ですね。

 

実は、どのブラウザーを使うかは大した

違いでは『ありません』

 

大切なことは

 

『今ある現状よりも少しでもよいよい

環境を作ることを実践できるか』

 

という視点を持っているかどうかです。

 

例えば、僕のスマートフォンはAndroidです。

 

そうするとクロームは標準で入っています。

 

短絡的に考えると

 

「俺はクローム使ってる!勝ち組!」

 

と思ってしまいます。

 

そうではなくて…そう・・・

 

『よりよい環境を作ろうとしたかどうか?』

 

が大切なんですね。

 

ですから、Androidでサファリを使っていれば

仕事ができる可能性が高いわけです。

 

(Androidでサファリ使えるか知らないけど笑)

 

スマホやパソコンのブラウザー

ひとつをインストールするかしないか?

 

たったこれだけのことですが、

環境を効率よく変えていこうという

意思の現れだということです。

 

今、この記事を読んでブラウザーを

変えようと思ったならば、

ぜひ本質的な部分に目を向けてみて

ほしいです。

 

ブラウザーを変えても仕事は

できるようにはなりません。

 

『今ある現状よりも少しでもよいよい
環境を作ることを実践できるか』

 

にフォーカスを当てて生活することが

大切だと、この研究は教えてくれて

いるんですから。

 

『改善』

『今よりもいい未来』

 

このことが離職や仕事の良し悪しに

大きな影響を与えているわけですね。

 

ぜひ、今よりも少しでもいい未来を

作り出すようにしてみてくださいね。

 

最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

あなたのヒューマンライフが
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そのお悩みにお答えしたいと思います。


ではまた。