地球環境の劣悪化が喧伝されて久しい。全くもってアメリカの最先端の企業も含めて改善の余地が見られない。そもそも企業の必要性を疑うべきではないか??

宮崎駿がジブリを立ち上げる際に若者のアニメーターたちにこんなことを言っていた。
「スタッフに対しては終身雇用の保障は一切しません。会社ってのはね金の流れだけで決まっていくから、会社が繁栄したってしょうがないんですよね。それよりもそこにいる人間たちがちゃんと自分のやりたいことと能力を身につけていくことが一番大事で。それでジブリが魅力が無くなったらさっさと辞めたほうが良いです。僕も真っ先に辞めます(笑)」

昨今の企業を見ていると会社の規模を大きくすることばかり考えている気がします。そんなに世界にまで手を伸ばして、地域社会の繋がりを破壊してまで何を手に入れたいのか?改めて目的意識を考え直したほうが良いと思います。それよりも、女性の起業家のように地域社会のコミュニティを大切にする小規模な方がお互いの幸福度も高くなるでしょう。

まず、地球環境のことについて見ていくと、日本はかなり外国から燃料に石炭を使っていることを非難されている。このことについては僕はまだ知識がそこまでないので何とも言えません。ただし、石炭の消費量はやはりアメリカや中国の方が大いに決まっているでしょう。そこらへんをビシッと国際社会で議論できる人材を育てないと本当に日本は外国の論理を大人しくハイハイ聞いているしかありませんよ。

最近は、小中学校でディベート教育が始まっていると言いますが、まあまだまだレベルが浅いでしょう。本気でディベートレベルを日本で高めていく必要があります。そうすることで、日本に蔓延っている感情論づくめの世論や無明、団塊世代のエゴから逃れることができるのです。ぜひ、田村洋一さんのディベート教室に通ってみてはいかがですか?

個人的な意見ですが、日本はこれからアナログの技術に特化した国になれば良いと思います。気功やヨーガや武術、伝統工芸など、過去の先達たちが培ってきたコンテンツを日本に解き放つのです。正直言って、日本はもうテクノロジー分野ではアメリカや中国、下手したら韓国に足元にも及びません。別にそれは悪いことではないと思います。もしかしたら、日本のような高温多湿の環境では
本来そこまでテクノロジーを発達させる理由がないともいえるかもしれません。ここらへんの話は常在菌などの話を知っていると整合的に観えてきます。だから、西洋の似非文化を徐々に捨てていって日本の環境にマッチした古来の文化を取り戻せば良いと思います。そうすれば、必然的に環境も日本に限れば整ってくるでしょう。学問で日本が世界に誇れるのは数学が代表的ではないでしょうか。僕としては、望月新一教授がIUT理論を京都で発表したことで、新たに京都が数論幾何の研究拠点になっていくと思っています。

まあ、そんなこんなで最新のものばかりに目を囚われるのではなく、一度「温故知新」の精神で古来の文化に立ち返ってみたら新たな発見があるかもしれませんよ。