こんにちは、

今回は、ビオトープ風メダカ鉢の続き。

 

メンテナンスとか。

苔取り生体についてのお話。

 

頼もしい 苔取り生体


私の飼育環境では、

「ミナミヌマエビ」

「石巻貝」

「ヒメタニシ」 

この子達に、半分お願いしてます。



メンテナンスについて

 

私のメダカ鉢は、ビオトープ “風”ですが、

基本の考え方はビオトープなので、

殆ど手を入れてません。


ビオトープなので、水質もほぼ放置。

赤玉土を多く使っているお陰で、

クリアウォーターに維持されてます。


している事と言えば、

伸びすぎた草をトリミングするぐらい。


あとは、

今年から導入したエアリフトのスポンジを、

3ヶ月に1回ぐらいで洗ってます。

詰まると濁り出すので、そしたら洗う感じです。



繁殖する藻類


大変なのは藻ですね。

アオミドロは毎年苦労してます。

(ちゃんと確認してないけど、多分アオミドロ)

 

私のメダカ鉢は、春先から梅雨時期まで

ガッツリと藻が繁殖します。

 

夏に入ると、ミナミヌマエビの稚エビが大繁殖。

一斉にツマツマしてくれます



そのお陰か、夏は苔が無くなります。


多少増えた藻は取りますが、

鉢の内側などの活着している物は放置。

全部、彼らに任せています。



藻を採る時、困る事


困るのは、春先からのメダカの産卵期。

採る藻には必ず卵が着いています。


去年はそれが気になって駆除出来ませんでした。


しかし今年は、

取り出した物は別の容器に全て移して、

稚魚が孵化し終わった頃に藻だけ捨ててます。


この方法のお陰で、細かい心配をせずに済みます。

最悪、生体を巻き込んでいても、

後で戻すだけなので、気楽に取れます。


稚魚が大きくなる迄、容器は増えますが、

それさえ我慢すれば、藻を採るのが

ストレスフリーになるのでオススメです。



貝のイメージの違い


私のメダカ鉢では、

「石巻貝」と「ヒメタニシ」を入れています。


共に苔取り生体では、有名ですね。


私の理解しているイメージですと、

石巻貝は、表面の苔取りが得意。増えない。

ヒメタニシは、水中の苔取りが得意、増える。

って感じです。



石巻貝


表面のコケ取り能力に優れていて、

壁面の苔を驚く程、綺麗にしてくれます。


彼らは汽水域で卵を孵化させるので、

淡水では増えません。

ただ、卵は産みます。

この卵が、とても丈夫で、

かなり頑張らないと取れません。


結構、卵が理由で嫌いな方がいるみたいです。

水槽だと、ガラスに卵が着いて大変だとか。

屋外で、卵が気にならないのなら、

かなり優秀な生体だと思います。



彼らの弱点は、ひっくり返りに弱い事ですね。

自力で起き上がれないので、死んでしまいます。


見つけられれば、返してあげるのですが、

私の飼育環境のように、死角がある様な環境だと、

いつの間にか数が減っているという事があります。



ヒメタニシ


彼らの最大の特徴は、濾過摂食ですね。

彼らは水中の苔などを濾し取って食べるので、

水質浄化能力があります。


元々、石巻貝が段々と減っていくので、

なら、淡水で増える生態をと考えて導入しました。


デメリットという程では無いですが、

石巻貝に比べ、表面のコケ取り能力は劣りますね。

その代わり、数は増えるし、浄化能力もある。


今回ブログにするにあたり、改めて調べたら、

なんとデトリタスも食べるらしいです。

知らなかったけど、すごい生体ですね。

メリットばかりです。



まとめ


以上、私の苔取り、メンテナンスの話でした。


基本はビオトープなので、概ね放置管理。

赤玉土のお陰で、クリアウォーターも維持。

藻を採る以外は、足し水をするぐらい。

管理が楽でいいです。


たまに水質チェックをしますが、

立ち上げから4年目に入った今でも、

水質が悪化した事はありません。


いつか、突然水質が崩れる可能性もあるので、

注意しておく必要はあると思いますが。



ではまた。


ヒゲナスビ