このミイラは見てわかりますが・・・血管・眼球などが残っています・・
これを作った王子は、教養あふれる芸術家肌の天才で、哲学者であると同時に、「魔術」を勉強して数々の実験を行い、「錬金術」にも精通していたといいます。
恐ろしいですね・・・王子がこのミイラをどのようにして作ったかという謎には、いくつかの仮説が立てられています。まず一つは、王子が友人の医師から男女の死体を買い取り、まだ死が暖かいうちに、血管に、ある種の「防腐剤」を注射したというものです。・・・もう一つは、死体ではなく、まだ生きて元気な人間に「水銀」を注射した、という恐ろしいものであります。
生きているうちに大量の水銀を血管に注射すると
このような状態にすることが可能で、
王子はそれを「悪魔」から教わった、
という伝説が残っています・・・。