ライヴが終わった…

というか、終わってしまった… …


毎回ライヴが終わる度に言ってしまうけど、
やっぱり
やっぱり
最高の夜だった笑い泣きアップ

でも、今回の“最高”は、これまでの最高ともまた違った意味での最高だったんだと思う。

初めてのナムラホール。
けっこう広い。
来るのが遅くて、本来の整理番号より遅めに入ったけれど、
今井ちゃんサイドにもすんなり行けた。

一つ残念だったのは買いたかったラバーバンドは既に完売。(フェイスタオルも…)
ラバーバンドはライヴの思い出だし、この会場のものはこの会場でしか買えないから、数をもっと用意していて欲しかったなぁ…ショボーン

最初の曲は何かな?
ライヴハウスだからノリが良い系で始まるのかな?
と思っていたら
流れ出す「ノスタルジア-ヰタ メカニカリス-」
しかしメンバーの姿は見えない。

メンバーをまだかまだかと待ちわびる中
メンバーが現れ、いつの間にか曲は「エリーゼのために」

今回もメンバーはみんなオシャレでカッコイい!!
珍しくシンプルめな格好の今井ちゃんの着てる
白いシャツもとっても気になった。
白いシャツにカラフルな「No.0」の文字。
あっちゃんは髪の感じとか濃くないメイクとか、一番私が好きな感じのあっちゃんだったのでそれもまた嬉しかった照れ

そしてNo.0の曲からは、大好きな「光の帝国」が前半で流れたのでテンション一気にアップアップ

今回はやはりライヴハウスでやるのにふさわしいようなノリが良い曲が多いのかな。
前回のホールのときのようなNo.0の重い雰囲気の曲はライヴ前半では影を潜めていた。

そして、自分がBUCK-TICKファン失格だな、と思ったのは、
「十三階」のアルバムが苦手で、実は買ってからほとんど最後の方の曲くらいしか聴いてなかったせいで、
「月蝕」が分からなかったこと…ガーン
終わった後に夫に、「1曲分からない曲があったんだけど、あれ何の曲だろう?」と尋ねたら、
夫からは「知らない曲はなかった。タイトルは分からないけど…」と言われ…。
私は、「なんか『夢魔』とかそれ系の召喚系の…」と説明するも理解してもらえない…。
曲の雰囲気からも、これはあまり聴いてない「十三階」からに違いない、と思ったら、
やはりそうだった…ショボーン
ちゃんと苦手な曲も飛ばさず聴こうと反省…汗

今回は「月」が絡む曲をセレクトしてきたのかなー、と思わされたのは、
「Mr.Darkness&Mrs.Moonlight」が出てきたあたり。
(実は「月蝕」も「月」絡みでした三日月)

そう言えば、今回はあっちゃんのMCが多いなー、と感じた。

「Cuba Libre」の最後の方、やたらあっちゃんが観客席真下の方ばかりを見て歌っているな、と思ったら、
具合が悪いお客さんでもいたのか、曲が終わった後「大丈夫?道を空けて」と言って、気遣っていた。
そのこともあってか、その後の曲でもも「大丈夫?これから激しい曲やるよ?」とか言っていた。

沖縄だから「6月の沖縄」やるだろうか?でも、今回のアルバムとはちょっと毛色が違って合わないよなーと思っていたら、
今井ちゃんのギターから琉球音階のような音色が…
そこで、「そうか!琉球音階ソングのmemento moriがあったか!」
と気付かされる。
あっちゃんも「カチャーシーっていうんだっけ?教えてくれる?」みたいなことを言って「memento mori」スタート。
あっちゃんのカチャーシーもどき?みたいな踊りも時々見られ、
観客の中には、明らかに沖縄ネイティブの人だなーという人が上手に手でカチャーシーを踊っていたりもした。

その後も、あっちゃんは、
「沖縄の人は温かい。いや、BUCK-TICKファンの皆さんは温かい」
とか、嬉しくなるようなことを言ってくれて、
本当に嬉しかった照れ

1回目のアンコールは、
反戦3部作(と勝手に呼ばせてもらったけれど、零式とゲルニカの夜と胎内回帰)
ライヴハウス向きの曲ではあまりないけど、
今回のアルバムの核となるこれらの曲をやらないはずは絶対ないと思っていたので、
ここでまとめて来たか!という感じ。

相変わらずのあっちゃんの歌唱力に圧倒される。
3曲一気に続けて聴き終わると、一つの物語というか映画や演劇を見終わったかのような気持ちにさせられる。
特に「ゲルニカの夜」、「胎内回帰」は聴きながら、
BUCK-TICKがかつて地上戦の部隊となったここ沖縄でこの曲を歌ってくれることの意味、みたいなものを強く感じた。
かつては自身のことが歌う歌詞のメインだったあっちゃんが、今は後の世代に伝えたいメッセージを込めて歌っているのだろうか、とも感じた。
「君はどうだい?どう思うかい?」
の言葉も胸に突き刺さった。

そして、アンコール2回目。
この2回目アンコールに入る前に、最初「アンコール!」だったかけ声が、
「ハッピーバースデー」の歌声に変わる!!
この第一声を上げた人は偉いな~と思った。
そこからは、自然と皆で手拍子&「ハッピーバースデー今井さん」の歌声。
しばらく続くと、ハロウィンメイクに魔女の帽子の今井ちゃん登場!!
マイクの前で「アリガトー アイシテマース」と少しおどける。
歓声が上がる。
良かった!今井ちゃん誕生日をファンの皆で祝えてニコニコ
あっちゃんが改めてのメンバー紹介。
今井ちゃんから始まり今井ちゃんに終わる。

そして、あっちゃんからも沖縄の人は温かい発言があって、
沖縄に住んでる人ではあるけど、ウチナーンチュではない私も思わず嬉しくなる照れ

そして、アンコール2の1曲目は「狂気のデッドヒート」
この曲も正直アルバムではわりと飛ばしてたけど、ライヴで聴くとノリが良くてなんてカッコイいんだ!
そしてそして、2曲目で「TANGO Swanka」
実はこの曲好きなので、とっても嬉しかった!音譜
アンコール2回目はシルクハット姿に赤い口紅だったあっちゃんのイメージにもぴったりの曲だ。

そして何度目のあっちゃんからの感謝の言葉だろうか?
再度、ありがとうございます、と、
さらには皆さんの幸せを願っています、と
とても温かい言葉をあっちゃんからいただき、
さらに投げキッス💋(観客、それから今井ちゃんに向かってもウシシ)

そして

そして

ここら先は本当に嬉しさで
もう涙涙…えーん
だったのだが、、、

まさかの
嬉しすぎる「鼓動」のイントロ…

まさかライヴハウス向きではない「鼓動」が
この自分の今いる沖縄で、
しかもライヴの最後の曲として生で聴けるなんて…!!!

イントロだけで既にダーーッと涙が溢れてきてしまったえーん

もう身動きとれず、食い入るようにステージを眺めていて、
この夜のことを一生忘れない
と、そう思った。

BUCK-TICKとの出逢いの曲で、
あの中学1年の頃、毎日のように録画した「ポップジャム」の「鼓動」を観てたなー、とか。
本当に大好きな曲で、今後ライヴで聴くチャンスがあるか分からないと思っていたら、まさか聴けるなんて…

でも、嬉しかったのは単に大好きな曲をやってくれた、というだけではない。
数か月前に、沖縄に来てくれる感謝の気持ちを込めてBUCK-TICKメンバー宛てに送ったファンレター。
その中に、私が「鼓動」が好きであることや、
「おそらく皆さんからこれこれの曲をライヴでやってほしい、と言われるのでしょうけど…」と前置きを添えた上で、今度のライヴでやってほしい曲にももちろん書いていたから。

もちろん、私が「鼓動」のことをファンレターに書いたからライヴでやってくれたんだ、とは思っていないけれど、
もし、選曲にあたって、どこかで私のファンレターが少しでも影響を与えていたらこんなに嬉しいことはないな、と思った。

もちろん、改めて今回のアルバムを聴くと
「脈打つ」とか「胎内」とか「鼓動」とか…
「鼓動」を連想させるフレーズも散りばめられているし、
「鼓動」を選曲する要因はあったと思う。

でも、とにかく、今夜あのライヴハウスで「鼓動」を聴けたことは、私にとってとても意味があることだったし、生涯の大事な思い出にしたいドキドキ

あっちゃんは最後まで何度も「ありがとう」と言ってくれたけど、
こちら側も「ありがとう」と言えたらどんな良いか、と思った。
会場では、拍手や手を振ったりでしか感謝を伝えられなかったけど、
本当にありがとう、BUCK-TICK!!

感謝と感動の中で今夜は眠りにつきたい星空