26と27の差はびみょーなんだけど、25と27の差は莫大な気がしていた。
ほんとに大人になる時、少女からレディになる時っていう感じ。
女の深みが増し始める時でなくてはいけないと勝手に悟っていた。
ぼやけた状態だったけど、常に各世代に対してあたし自身がそうでありたいビジョンはそこそこ明確に持っててそれに向かって走って止まってしっかり向き合う。
だけど相変わらずあたしはやってみなくちゃわからないという精神が働いてしまうんだ。
違うと言い切ったり、諦めたことは実際やってみて出来なかったことだけ。
だからやる前からやらないを選ぶことはしない。
それがあたしの最低限の自分に課してるルール。
だから何にでも足を突っ込む。とりあえずは。
みんなはきっと賢いから、やる前から自分がどうなるかわかるんだよ。それがあたしにはわからないだけ。
だからその向こう側にいる人たちが時々うらめしくもある。だけどあたしは到底そうなれない。
その分出来ないことと出来ること両方を知って、自分のレベルを明確にわかってる。
だから人にとやかく言われるのはあんまり好きじゃない。
自分のことは自分が一番理解しているから。
それでも聞き入れたいって思える人が教えてくれることは、その先に希望が見えたからだ。
自分より賢い人は山ほどいる。
聞いた方が良いことと悪いこととある。その真偽を確かめるのは自分だ。
それがしっかり自分のレールになってきた。
空っぽだった10代、これじゃダメだと自分を責めた20代前半、固めてきた後半。
なかなか、我ながら良い階段をのぼってきてる。
これからは少し粗を削って洗練された形にならねば。
少しずつ思い出を消していこう。
要らない荷物を置いて軽くしていきたいの。
それがあたしの顔を曇らせてるはず。
立つ鳥跡を濁さず、旅立っていけたなら。