こんにちは、まだまだ日焼けの跡が消えない中山です。

私は本が好きなのでちょこちょこ書店に足を運ぶのですが、ふと雑誌コーナーを覗いてみると沢山の雑誌が並んでいたりします。
女性週刊誌、男性週刊誌、ファッション雑誌、マンガ雑誌etc.
そんな雑誌には、グラビアページ・グラビア雑誌というものがあります。
・グラビアページは雑誌内に絵画や写真が主体となっているページを指します。
・グラビア雑誌は絵画や写真が印刷されたページを中心とする雑誌です。


さて、冒頭から全くもって関係ない話になっているとお叱りのお言葉を頂きそうな内容ですが、全部が全部関係ない話というわけではありません。

このって何のでしょうか?
グラビアと聞くとグラビアアイドルやグラビア写真といった事が連想される方も少なくないのではないでしょうか?
グラビアアイドル、グラビア写真もに関わってきます。


そもそも、グラビアというのは「グラビア印刷」と呼ばれる印刷方法を指す言葉で凹版印刷という印刷方法の一つです。
版に凹点を作り、そこにインキを流し込んで印刷します。
凹点内に流し込むインキの量を調節することにより、微細な濃淡まで表現できるので、写真画像の印刷に適しています。

では、グラビアアイドルやグラビア雑誌という言葉生まれたのかと言いますと、
女性タレントの写真ページを扱う雑誌が続々と出版され始めたのは、1960~1970年代。その頃の写真ページと言えばグラビア印刷での印刷が主流だったため、グラビア印刷で印刷された写真ページは巻頭グラビア、グラビアページと呼ばれるようになり、そしてグラビアページで活躍する女性タレントは「グラビアアイドル」と呼ばれるようになりました。


散々グラビアグラビアと言ってきましたが、実際現在、雑誌に掲載されているグラビアページが必ずしもグラビア印刷で印刷されているとは限りません。
写真ページ=グラビア印刷だったのは過去の話で、現在ではほとんどがグラビア印刷よりもコストがかからず、仕上がりが十分綺麗な「オフセット印刷」で印刷されています。恐るべしオフセット印刷。

「オフセット印刷」についてはコチラ→http://ameblo.jp/apollocreate/entry-12180591394.html

ただ、完全に「グラビア印刷」が廃れてしまったわけではなく、やはり豊かな色彩などは「オフセット印刷」も敵わない所があってポスターやお菓子の包装紙、飲料水のレベルなどの印刷には使われていたりします。


生活の中にグラビアと言う言葉が根付いていて元々広く使われていた用途で使われなくなると、その意味自体分からなくなってしまうかも知れません。

ちなみに音譜グラビア印刷は英語で、a rotogravure pictureまたはa photogravureでフォトグラビと言います。
それともう一つ、モデルとグラビアの違いは、モデルは服をメインに見せてグラビアは水着、体の芸術美を魅せます。


安心トナーはコチラ→ビックリマークhttp://a-toner.com/