こんにちは、安心トナーメルマガ担当 井手です。
メルマガを担当して1回目からネタ切れ感がすごいですが、今回は2回目となります。

右矢印前回のメルマガ(CMYKはなぜYMCKではない?)

皆さん、レーザープリンターのレーザーってどこで使われているかご存知ですかはてなマークはてなマークはてなマーク

私はこのお仕事を始める前はレーザープリンターと関わる機会がなかった為、なんとなく
レーザー光線を使って紙の上に ビビビーッ!雷 っと色を付けているものだと思っておりました。(特にモノクロプリンターの場合、黒く焼いているのかなとか思ってました。)

でもあの頃の自分にそっと教えてあげたい。


「実際にはトナーカートリッジを買わないと印刷はできないし、紙の上にレーザーを当てたりすることはない」 と。

まずレーザーはどこで何の為に使われているのかを知るには印刷の工程を知る必要があります。
レーザープリンターの印刷の仕組み
1. 感光体ドラムと呼ばれるローラー状のパーツに静電気で粉末状のトナーをくっつける。
2. 感光体ドラムについたトナーを静電気の力で紙に転写する。
3. 紙に転写されたトナーを熱でしっかりと定着させる。


レーザーは彫刻刀のようなもの
上述1.の時に静電気のある場所と無い場所をつくることでトナーが付くか付かないかが決まります。これによって文字や図形を形作っていけるわけです。そしてレーザーはここで使われます。実は、感光体ドラムというのは光を当てると電気を通す性質があります。
ですので最初に感光体ドラム全体に静電気を持たせて、レーザーを当てたところだけ意図的に漏電させる(静電気を無くす)ことで静電気が付く部分と付かない部分をつくります。
静電気が付いたところにはトナーが付着するわけです。

版画で例えると感光体ドラムは彫りこむ板 で、レーザーは彫刻刀 のような道具というわけです。彫りこまれた板に付いたトナーをを最終的には紙に写す。こんな感じです。


LEDプリンターなんてのもある
最近だと、この光を当てる道具としてLEDも使用されてきております。
詳しいことは割愛しますが、LEDの方が小さくて精度が高いのでより細かい印刷ができるわけです。
ですのでこれからはLEDプリンターという名前も多く目にするようになると思います。


いかがでしたかはてなマーク
なるほど~と思っていただけたら嬉しいです。
でもウンチクが多くて絶対、飲み会で使えないネタですよね。
いや~何十年ぶりだろう「彫刻刀」という言葉を使ったの。。。しみじみ



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