クラブ(↓↑↑)が苦手である。
酒飲みではないし、基本一人だし、
うるさい空間でおしゃべりってのも性に合わない。
夜は寝ましょうよって思ったりしてる。

でも、見たいライヴがあったら行く。
つーわけで渋谷にございますclub asiaの14周年イベントへ。
THINK TANK、Shing02、O.N.O(THA BLUE HERB)、
そしてシークレットでDRY&HEAVY。
これは見たい。

渋谷駅を降りて歩いていると、どこからかNujabesのFinal Viewが聞こえる。
ああ、と改めて思う。
そういえばShing02はNujabesの曲をやるのだろうか。

オープンの21時ちょうどくらいに着くが、まだ開いていないようだ。
しばらく待つ。
金曜の夜、渋谷道玄坂、円山町。

入場開始。
酒を飲みながら、レゲエの流れるゆるい空気。
大音量でレゲエを聞いているとを思いだす。

メインフロアが開き、MOODMANの真摯なHOUSE。
まだ人もまばら。
続いて登場のGOTH TRAD。
エレクトロニカというには重厚すぎるし、テクノというには複雑すぎるし、
もちろんヒップホップ・・じゃあないな 
とにかく重く、厚く、そしてダウニー。
体がビリビリするくらいの暴力的な低音。
こういうので女の子が踊ってたりすると少々混乱する。

DJ交代し、SHIRO the GOODMAN。
この人のDJはすごくよかった。
レゲエ・ダンスホールを中心にピースフルな選曲。
シブイ。本人も貫禄があって良い。
調べてみたらROMZ RECORDの人なのね。
ROMZ RECORDつったらドドッドドドギュッグイユグユユgyユウグユッッガガガyガyガア
みたいなイメージなんですが。

人がざわざわと増えてきて、THINK TANK登場。
なんか蛍光灯持ってる人いますけど・・・w
DJ YAZIのフリーキーなビートに合わせて蛍光灯が光る。
ILLだねー。アブナいねー。
CHI3-CHEEのスモーキーなサックス。
そしてラッパー登場。JUBE、BABA、NOX、そして鬼才K-BOMB。
ブッとく歪んだマリファナ・ビートの上を4人の黒すぎる吟遊詩人が駆け巡る。
初めてのTHINK TANKライヴ、最高。
K-BOMBは完全にお近づきになりたくない感じでした。

THINK TANK終了し、再びSHIRO the GOODMAN。
さっきよりさら~にゆるい空気へ。
ブリブリのTHINK TANKから一気にスローダウン。

人がパンパンになってきた。
前のほうにいたので後ろがどうなっているのかわからない。
時間もいい時間。午前1時。

スクリーンに映し出されるShing02の文字。
そして1曲目、Imaginary Folklore。
Nujabesがクラムボンと一緒にやったやつ。
否が応にも空気はあの人の事を思わせる。
Shing02登場からF.I.L.O。
その後もNujabes曲を連発。Refrection EternalでもShing02がラップ。
そして、聴き過ぎる程に聴いたあのイントロからLuv(sic)。
続けて放たれるPart2、Part3。
Luv(sic)はpart6まで作るとのことです。
最後の曲はHorizon。

なんだか夢の中にいるみたいだった。
フロアは大盛況。Shing02も煽る。
そんな中、俺は何を考えていたんだろう。
Nujabesという人。Nujabesというビート。
ヘッドホンであの人の曲を聞いていると、どこか違う世界にいるような気さえした。
近すぎず、遠すぎず、その世界はただそこにあった。
俺は常に思ってるんだけど、フォーマットの違いこそあれ、
音楽でも、映画でも小説でも絵画でも、漫画でもアニメでも、
表現するものに違いはないんだって思っている。
瞬間を切り取ったもの、ある程度のストーリーを描いたもの、違うのはそこくらいなんじゃないかなあ。

Shing02が終わり、一旦フロア外へ。
超満員で身動き取れないなw
なんとか出てドリンクを頼もうとするもこれまたカオスでダメだこりゃ。
自動販売機で酒入りのコーラを買う。
JETとかプライマルスクリームとかが流れるロックなラウンジ。
女の子達がかわいい。かわいい女の子っていうのはこういう所にいるんだなあと思う。

頃合いを見てフロアに戻るとDRY&HEAVYが始まっていた。
Shing02が一緒になんかやっていたみたいだが間に合わなかったな。
ありえないドラム。
ベースはちょっと機材の調子が悪そうでした。
K-BOMBが出てきて歌ともラップともつかない叫びを披露。
DRY&HEAVYとK-BOMBとか、ある意味これは最強の組み合わせ。
非常に原始的な感じ。

繋ぎのDJはHIKARU。
わりとオーソドックスなテクノなんだが、どうにも退屈。

そして間髪入れずにO.N.O登場。
ヒップホップとテクノの間を行き来する不思議な硬質ビート。
閃きと計算。ブルーハーブのサウンドはこの人が支えているんだな、と。
意外にノリやすい。目を閉じて、頭を振っているといい気持ちがする。
最後はかなりヒップホップに近いノリの音で終了。
O.N.Oカッコいいなー。媚びず、放さず。

時間は午前4時半。
まだ熱の残るフロアを後にして退散。
風俗の呼び込みと立ちんぼの声を無視して円山町を歩く。
電車もちょうど始まる頃。

クラブ(↓↑↑)はやはり苦手です。