ワタクシが中学生、汚れなき中学一年生の頃に出会ったバンド、BUCK-TICK。
今思えば最初からこの人の魅力に取りつかれていたような気がする。

ギターうめえなと思ったことは、ない。
むしろ「あぶなっかしいのう」と思う事の方が多い。
でも、

ギターを構えた今井はめちゃくちゃカッコイイ。
出会ってから20年近く。ドラッグで捕まったり。アブネー人なんだろうなあと思っていた。
BUCK-TICKっていうバンドがどの位置にあるべきなのか、本人もきっと悩んでいたに違いない(そうでもないかもしれない)
でも、今、いい年したやさぐれニューウェーブパンクギタリストが書く歌詞が、とてもいい。
―忘れてしまいたくなるようなこと
―世界が崩れそうな そんなことばかりじゃないはずだろう
―そこで立ち止まる そこで振り返る
―そこで見上げて 髪が揺れて 君はもう歩き出した
なんだろう。この透明感。そして「あの今井寿が書いた詞」という事実が、
この透明な歌詞に一筋の退廃を描いている。
どこかほこりっぽく、ガラクタの匂いがする。
初期のビートロック時代は今井が歌詞を書いていた。
今思えば、今井の歌詞はそのエキセントリックなイメージとは異なったロマンティックなものだった。
まるで映画のワンシーン。(これを書いたのは誰だったっけな)
櫻井が歌詞を書くようになって、音楽性と共にゴシックで幻想的なバンドになったB-T。
ギターシンセと極限まで歪んだディストーションギターを操る今井。
その世界は、一見変わってしまったようで、変わっていなかった。
クダラネエと唾を吐いている狼のような狂暴性は、救いを求める繊細さの裏返しだった。
―例えば 私 毒持つ産毛の虫になったら
―あなたの陰で想っていよう
―泣いたりしないで きれいな雨だね
―あなたはBaby 私の太陽 だから ねえ 泣いちゃだめさ
―泣いたりしないで 雨はセレナーデ奏でてる
―ほら だから ねえ 悲しまないで
こんな歌を聴くと、クソみてーなこの世界も捨てたモンじゃねえかもなあなんて
のっぺりした風景が少しだけキラキラと輝いて見える。
今思えば最初からこの人の魅力に取りつかれていたような気がする。

ギターうめえなと思ったことは、ない。
むしろ「あぶなっかしいのう」と思う事の方が多い。
でも、

ギターを構えた今井はめちゃくちゃカッコイイ。
出会ってから20年近く。ドラッグで捕まったり。アブネー人なんだろうなあと思っていた。
BUCK-TICKっていうバンドがどの位置にあるべきなのか、本人もきっと悩んでいたに違いない(そうでもないかもしれない)
でも、今、いい年したやさぐれニューウェーブパンクギタリストが書く歌詞が、とてもいい。
―忘れてしまいたくなるようなこと
―世界が崩れそうな そんなことばかりじゃないはずだろう
―そこで立ち止まる そこで振り返る
―そこで見上げて 髪が揺れて 君はもう歩き出した
なんだろう。この透明感。そして「あの今井寿が書いた詞」という事実が、
この透明な歌詞に一筋の退廃を描いている。
どこかほこりっぽく、ガラクタの匂いがする。
初期のビートロック時代は今井が歌詞を書いていた。
今思えば、今井の歌詞はそのエキセントリックなイメージとは異なったロマンティックなものだった。
まるで映画のワンシーン。(これを書いたのは誰だったっけな)
櫻井が歌詞を書くようになって、音楽性と共にゴシックで幻想的なバンドになったB-T。
ギターシンセと極限まで歪んだディストーションギターを操る今井。
その世界は、一見変わってしまったようで、変わっていなかった。
クダラネエと唾を吐いている狼のような狂暴性は、救いを求める繊細さの裏返しだった。
―例えば 私 毒持つ産毛の虫になったら
―あなたの陰で想っていよう
―泣いたりしないで きれいな雨だね
―あなたはBaby 私の太陽 だから ねえ 泣いちゃだめさ
―泣いたりしないで 雨はセレナーデ奏でてる
―ほら だから ねえ 悲しまないで
こんな歌を聴くと、クソみてーなこの世界も捨てたモンじゃねえかもなあなんて
のっぺりした風景が少しだけキラキラと輝いて見える。
