なんかのニュースサイトで見たんですが、

かの「ビッグ・イン・ジャパン」の代表格バンド(他にクーラ・シェイカー、インギー、ゼブラヘッド等)

MR.BIGのボーカリスト、エリック・マーティンさんが日本のポップスのカバーアルバムを出すとのこと。


エリック・マーティンさん(たぶん30歳くらいの時)


で、俺が最初に買ったアルバムはMR.BIG、ではなくTMNなんですが、

洋楽に限るとMR.BIG、ではなくクーラシェイカーで、じゃあ2番目かというとグリーンディでして、

MR.BIGは俺にとって3枚目の洋楽アルバムなわけです。しかもベスト。

当時ミュージックステーションとかポップ・ジャムとかに出てたんですな。で、カッコよかった。


大人になると余計な知恵がつくものでして、「MR.BIGってアメリカじゃ人気ないらしいぜ」

なんていう噂も聞いたわけです。

当時パンクロックにどっぷりだった俺は「ああ、そーなんだ」と軽くスルーしてたのです。


その合間、脱退したポールギルバートのソロ作やらリッチーコッツェン加入後のアルバムもさらっと聴いて、

「ああ、やっぱいいバンドじゃん」と再認識したのですな。


なぜアメリカで人気が出なかったか、正確に言うと「バラード・ポップ寄り以外はあまり受け入れられなかった」

という感じだと思うんですが、それは一重に「骨太さに欠ける」ということだと思うのです。

エリックさんはいいシンガーだけど、アメリカ的じゃないのですな。

デイヴリーロス!ジェームズヘッドフィールド!エディヴェダー!といった男臭さがなかった。

それがアメリカでウケなかった理由なのではないかと。

しかしポップセンスは抜群のバンドでして、バラードでビルボード1位を取ったりしてます。ちゃんと売れてるんだからね。

テクはバカがつくテクニシャンぞろいなのですが、やはりポールにしろビリーにしろ「荒々しさ」がなかった。



ポールさん。ひょろひょろです。

めっさうまいんだけど。



ビリーさん。こいつも化物なんですが、

重みに欠けるのは否めない。レス・クレイプールみたいなアブナいベーシストでもフリーみたいなバカでもない。




ドラムのパットさん。

この人はパワフルでした。だがバラードがまた似合うんだw


まあ日本にはB'zというユニットがおりまして、「ポピュラーなハードロック」の土壌はあったわけですな。

元々HRHM好きな民族だし。でもHRHMそのものはあんまりウケないのよね。

ウケてたらラウドネスは日本でやってただろうし、ヌンチャクとかレンチももうちょいブレイクしてただろう。

MR.BIGはそんなジャパニーズのハートをガッチリキャッチしたわけでございます。

解散ツアーも日本でやったという。相思相愛なバンドでございます。


アメリカでウケないからって卑下するこたーない。

こんないいバンド聴かないのもったいないっすよ。名曲いっぱいあるでよ。

「MR.BIGを楽しめる」という点においてはアメリカ人より日本人のが幸せなんだから。




しかし、こんな合唱を聴くと「ホントに人気なかったのかよw」という気もしないでもない。

これMR.BIGじゃないんすよ。リッチーのソロライブでこんだけ合唱って。

人気、あったんじゃねえか?w