日本水泳選手、北島康介が着ているTシャツの文字。
あくまでも泳ぎの主役は人である…というメッセージが込められているそうだ。

今日あった競泳のジャパンオープン。
日本主力選手がスピード社の水着を着用し、五人が日本新記録を叩き出した。1秒以上記録を縮めた種目もある。

報道ではスピード社水着の解禁は確実か!?と言われている。
まぁ、世界中でここまで新記録が連発するとこの水着が取り沙汰されるのは仕方がない。人体・技能面では限界に近いところまできているのだから。0.1秒を縮めるのにもどれだけのトレーニングが必要か。私もビデオ等で見たことがあるが、水のかき方、腕の動作・掌の形、飛び込みの角度…他にも様々な工夫もなされてきた。そんな世界で、水着変更だけでいきなり1秒以上も縮めるのだから、メダリストほど喉から手が出る程だ。

だからこそ、やはり先ずは人が洗練されていないといけない。努力してこそ、人は偉大な存在である。道具に振り回されるようでは駄目だというメッセージ…

人は、とかく楽な方を選んでしまう。便利な方を選んでしまう。
しかし己を鍛練し、向上させることを忘れないようにしたい。
でないと
『道具が泣いてしまう…』
そして
『人は腐ってしまう…』

短いが、とても強烈なメッセージに思いました。

でもまぁ、それとは別に、同じ条件で競技してほしいとも思うから、やはり同じ水着で…となるし。さて、どうなることやら…