J・J・エイブラムス、著作権侵害でファンを訴えたスタジオを堂々非難
(シネマトゥデイ 2016.05.30)
この記事にある、「スター・トレック」の短編「Axanar」は、ファン自身が制作費を集めて制作した作品。
確かに、著作権侵害で訴えるか否かは、著作権者の自由。
しかし、この作品には、原作品への愛が感じられるし、その内容を全て公開するものでもありません。
最近は、歌手のPV(プロモーション・ビデオ)も、新曲なのに、1番までは全て公開しているところが多くあります。旧作品でも、PV独特の効果音が入ったりすることはありますが、1曲まるまる公開している音楽レーベルも。
このような施策をとる理由は、ファンの期待に応えていることはもちろん、公式がきちんと公開をすれば、ファンがチャンネル登録をしてくれるからです。さらに、新曲がリリースされる度に、登録者へ通知がなされるので、無料で広告をすることができるからです。
また、ネット動画を完全に非公開にしてしまうと、逆に違法動画のアップロードが増えてしまう可能性があり、それを防ぐという目的もあります。
なんでもかんでも著作権侵害で訴えると、本当のファンも失いかねない、という話です。
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