注目分野の特許出願技術動向調査をとりまとめました~日本の強み弱みを見据えた研究開発戦略構築へ~
(2016.05.25 経済産業省Webサイト)
調査結果が面白いです。
ウェアラブルコンピュータ分野の特許出願は急増しているとのこと。
また、自動車用予防安全技術においては、「車両から視認できる範囲を認知する技術」では、日本の出願は突出している一方、車両と歩行者等を繋ぐ通信技術等の、「車両から視認できない範囲を認知する通信技術」については、ドイツが日本の特許出願件数を上回っている模様。
今後、数年は、「視認できる範囲」の技術である、運転アシスト機能等に関する特許が実装されることが多いでしょう。
しかし、2020年~2030年辺りには、自動運転車が実際に道路を走ることもあるでしょうから、信号機や他車との連携により、子どもの飛出しなどに対応する、「視認できない範囲を認知する特許」が重要になってくると思われます。
日本企業にも、直近で使える技術だけでなく、もう少し先の未来を見据えた発明の創作を期待したいです。
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