ニッチャーの戦略 | 商標登録はおまかせ! アポロ弁理士法人

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「わさビーフ」社長が語る、普通の味のポテチを作らない理由

(2016.06.02 DIAMOND online)

 

マーケティング戦略を決定するにおいては、自社の業界地位をきちんと認識することが必要です。

 

一般的に、業界地位は、上から順に、①リーダー、②チャレンジャー、③ニッチャー、④フォロワー、の4つに分けられます。当然、自社の置かれる地位によって、採るべき戦略も変わってきます。

 

山芳製菓は「③ニッチャー」(ニッチ(狭い)なシェアながら、独自の市場を獲得している企業)に該当するように思います。

 

ニッチャーの採るべき戦略としては、大手である①リーダーや②チャレンジャーの参戦してこない、ニッチな分野に経営資源を投下し、新商品開発や新たな市場を開拓することです。

 

本文記事にある、「キャビア味」のような冒険は、大手ではとてもできないでしょうし、このような特殊な味だからこそ、テレビでも取り上げられ、マツコ・デラックスさんから、「まずい!」の一言をもらえたのだと思います。

 

もちろん、山芳製菓は知財戦略もしっかりとしており、わさビーフのキャラクター、「わさっち」は、図形商標(平面の絵としての商標)として登録されている(登録第5673147号)ほか、立体商標としても登録されています(登録第5691656号)。

              

(商標登録第5673147号、及び、商標登録第5691656号。

いずれも権利者は、山芳製菓株式会社。)

 

 

記事にもあるように、わさっちは「やる気のない目」をしていますが(笑)、この目のおかげで全体的に「ゆるさ」が漂っているように思います。

 

「ぐでたま」や「リラックマ」など、キャラクターには癒しが求められることも多いですし、可愛いキャラは、キーホルダーや文房具などに展開もしやすいので、デザイナーさん及び社長の選択はとても良かったと思います。

 

 

 

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