(TechCrunch 2016.02.04)
日本と違い、アメリカでは長い間、出願の先後を問わず、最も早く発明をした者に特許を付与する「先発明主義」が採用されていました。
この制度は、出願日に争いが生じない「先願主義」とは異なり、発明日の立証が困難であることから、発明日の先後を巡り、同一発明同士の争いが生じやすいという問題がありました。
したがって、アメリカの訴訟文化と併せ、多額の賠償金目当てに訴訟をふっかけるパテントトロールが育ちやすい土壌であったとも考えられます。
このような問題の解決と、国際調和の必要性から、アメリカが先願主義に切り替えたのが、つい最近の2013年。
パテントトロールが数多く育ってしまったアメリカでは、先願主義の採用に加え、まだまだ何か手を打つ必要があると思います。
なお、アップル側は上訴していますので、今後の展開に注目したいと思います。
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