特許侵害で米アップルに約740億円の支払い命令(2) | 商標登録はおまかせ! アポロ弁理士法人

商標登録はおまかせ! アポロ弁理士法人

お客様の業務内容をしっかりと把握し、今後の事業展開やブランド構築までを考慮して、プロの目線で適切な商標登録出願のご提案をいたします。

FaceTimeの特許訴訟でAppleは、パテント・トロールに$625Mを払えと判決(Appleは上訴)
(TechCrunch 2016.02.04)


日本と違い、アメリカでは長い間、出願の先後を問わず、最も早く発明をした者に特許を付与する「先発明主義」が採用されていました。

この制度は、出願日に争いが生じない「先願主義」とは異なり、発明日の立証が困難であることから、発明日の先後を巡り、同一発明同士の争いが生じやすいという問題がありました。

したがって、アメリカの訴訟文化と併せ、多額の賠償金目当てに訴訟をふっかけるパテントトロールが育ちやすい土壌であったとも考えられます。




このような問題の解決と、国際調和の必要性から、アメリカが先願主義に切り替えたのが、つい最近の2013年。

パテントトロールが数多く育ってしまったアメリカでは、先願主義の採用に加え、まだまだ何か手を打つ必要があると思います。






なお、アップル側は上訴していますので、今後の展開に注目したいと思います。






ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援よろしくお願いします。


にほんブログ村



アポロ商標特許事務所/
Apollo Trademark and Patent Office


HOME PAGE


Facebook 「いいね!」をよろしくお願いします!

    


Twitter  フォローをよろしくお願いします!

    


無料 知財メルマガ 
 「週刊 日本の知財の夜明け」 発刊中!

無料 キャラクターメルマガ
 「隔週刊 キャラクタージャーナル」 発刊中!