10時半。
分娩室に連れ込まれたものの、予想外のマッハ子宮口ガッパー!やったので分娩室内の準備がまだできておらず
助産師サンたちが走りながら急いで準備してくれとる側で
『マジで早よして早よして早よして!!!痛い痛い痛い痛い痛い!!!』
て相変わらずKY獣のワタシ。もう完全理性0。
しかも陣痛の合間には周りにいる助産師サンに
『ワタシ今マジでサイッコーに信じられないくらい痛いの!!信じられる!?信じてくれます!?』
促進剤には何か変な副作用があるのかな。
『知ってるよ~痛いけどあともう少しだからね!』て、こんなキチガイにも優しく接してくだすった助産師サンたち。
本当にありがとう。本当にごめんなさい。
『もう産まれるから旦那さんに来てもらうよう連絡したいから番号出してくれる!?』てケータイ渡されたけど
『ムリムリムリムリムリムリムリ!!!』てもう痛くてそれどころやなくて首ブンブン拒否。
結局、助産師サンがカルテに書いてあるダンナのケータイ番号探してテル。
『旦那さん間に合うかな。5分くらいで来れるみたいだし待ったほうが、』て助産師サンが言いきらないとこで
ワタシ『待たなくていいです!!待たなくていいです!!』て叫んで遮って、
『わかった!わかったよ!』て助産師サンにクスられる。
いよいよ分娩本番。
『陣痛の波が来たら、おっきく深呼吸してもう一回息吸い込んで長く強くいきむ!』
て言われたけど痛くて痛くてうまいこといきめない。
何回かやっといきめたと思っても『ふんぬおおおおおおお!!!』て声が出てしもて
『声出すといきみが漏れちゃうから無駄な体力使っちゃうのよ!黙っていきんで!』
て言われてでも何回いきんでも声出てもて、しかも息苦しくなってきたと思ったら酸素マスクつけられて
『あ、もうコレ終わらんかも』とオモタ。
病院内に響き渡っとるんやないやろかと思うくらい『ぎゃああああ!いったあああああああ!』て叫びながら、
時折『ンーコ出るううううう!』の叫びも加わり
(助産師サンは『ンーコに思えるかもしれないけど、それ赤ちゃんだから』と冷静にツッコミ)
モがむしゃらに何回かいきんでたらコツつかんできて
『ハッブルさん上手!上手よ!髪の毛見えてるよ!』言われて俄然がんがる。
何回いきんだだろか。
分娩室入ってから約30分。
『もういきまなくていいよ!はっはっはって呼吸して!』て言われて
オマタから生温かいのが『にゅるるるる~!』て出て楽しい仲間がポポポポーン!だった。
助産師サンたちが『生まれた~!おめでとう~!!元気な男の子だよ!』て言うてくれて
フニャアフニャア泣いとるビショビショの我が子見て最初に思ったのが
『ほんまに人間生まれとる!』と『お前さんが入っとったんか!』です。
ワタシでも産めた!という達成感と、もう痛くないんだ終わったんだ!と思ったら嬉しかったなー。
その後、オマタ切ってないけど少し裂けたのでチクチク。チクッチクッと地味に痛い。
強烈な陣痛のせいで痛みに対して激ビビリになっとって、ちびっとチクッとするだけでヒッ!てなる。
全ての処置が終わってダンナが分娩室に入ってきて顔見た瞬間、ボロッボロ涙が出たよ。
『よく頑張ったね、お疲れさま。』て言われてさらにボロボロボロ。
ホッとしたのと嬉しいのと色んな感情が渦巻いてました。
ダンナも泣いていたよ。徹夜で一生懸命腰さすってくれたからな。ありがとう一緒に頑張ってくれて。
その後、先生からの赤ンボの説明。
我が子、検査のため保育器に入れなあかんくてカンガルーケア出来なかったんです。
『羊水が濁ってたので一応感染症の検査をして今日中は保育器に入れます。
あと胎盤をよくよく見ると少し欠けてるので、お母さんが出血続いてたのは初期の初期の小さな胎盤剥離の可能性があります。
今は母体は問題無いけど、赤ちゃんは免疫が弱いから念のため慎重に扱うからね。』
て言われてエコーじゃ異常にならない小さな異常は見つけられないんだなと改めて思いました。
検査の結果は異常無し!で、翌日の昼から母子同室となりました。
授乳やら沐浴やら色々大変やと思うけど母チャンがんばります。
以上、長ーーーーーい出産レポート読んでくだすって、ありがとうございました。
しかしなんか無人となったペタンコ腹見ると少し寂しいね~。
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