こんにちは(*’▽’)
忠隈第二教室の石川です。
今回は、笑顔の効果についてお話ししたいと思います。
表情とは感情を表すという字を書きますが、楽しいときは、笑顔になりますよね(*^-^*)
ということは、表情が感情を表すものだとしたら、【感情⇒表情】という順序になります。
つまり、これは楽しいから笑うという考え方ですね。
ところが、一方で【表情⇒感情】という全く逆の順序の考え方もあります。
これをジェームス・ランゲ説と言います。
一般的に聞き馴染みのない順序だとは思いますが、はたしてどういった仕組みなのでしょうか?
ある実験では…
本当の実験の目的を隠して、「手足が麻痺した人でも、口でペンをくわえてうまく書けるようにとレーニングするための研究」という名目で参加者を募りました。
ある参加者は「唇でしっかりとペンをくわえて」と言われ、別の参加者は「唇を拡げたまま前歯でペンをくわえて」と言われます。
・唇でしっかりくわえて |
・唇をやさしく拡げて |
・ペンが歯には触れないこと |
・ペンが唇には触れないこと |
⇒ムスッとした顔(不満げな表情) |
⇒笑顔(楽しいときの表情) |
それぞれのくわえ方で、文字を書く練習をしたあと、マンガを読んでその面白さを評定してもらいました。
結果
ペンを唇で覆って「不満げ」な表情になっていた参加者よりも唇を拡げて「笑顔」に近い表情になっていたほうが、まったく同じマンガを読んでも面白いと判断したのです。
つまり、笑顔を意図的に作るだけで、楽しい気分になるということですね!
「楽しいから笑う」ということも体験的にはありますが、「笑うから楽しい」ということも実証されているわけです。
みなさんは、緊張をほぐすためにどんな工夫をされていますか?
心のなかで数字の「2」を数え、「にぃ~っ」と口角をあげてみてください。
なんだか楽しくなってきて、緊張もほぐれるかもしれませんよ(^^♪