こんにちは(^^)
本町教室の石川です。
今回は前回のブログhttps://ameblo.jp/apollo-apollo-2020/entry-12651604171.html
に引き続き、アンガーマネジメントについての内容です!
前回、全12問の質問からそれぞれの怒りのタイプが導き出されたと思います。
皆さんはどのタイプでしたか?^ ^
今回は、タイプ別の怒りの傾向や、怒りをコントロールする為の対応策をご紹介していきたいと思います!
【公明正大タイプ】
正義や信念をしっかり持ち、常にそれを貫くタイプ。自分が信じることに脇目もふらず突き進みます。

・自分には裁く権利がないことでも、それに介入して裁こうとする
・正義を通すためなら、時には法を超えることがあってもしかたないと思う
・自分がしつけなければならないと強く思う
・少しでも曲がったこと、正しくないことが許せない

道徳観や規範を大切にするタイプであるがゆえに、周りのちょっとした不正も許せないことが短所だと言えます。
正しさにこだわらず、自分の価値観と周りの人の価値観の違いを意識しましょう。
また、自分の中のルールや規則を押し付けず、他人の考えを受け入れるということも大事です。
【博学多才タイプ】
何事にも白黒つけたがる、潔癖な完璧主義者。好き嫌い、敵味方、いい悪いなど、極端に物事を考えがちです。

・完璧を目指すあまり、物事を始められない、終わらせられない
・自分と価値観の合わない人を排除しようとする
・優柔不断な人、好き嫌いをはっきり言えない人が許せない
・寛容性に欠ける

物事に対して意欲的に取り組み、自分自身を成長させるのは素晴らしいことですが、周りには、それができる人ばかりではありません。
何でも白黒つけずにグレーにしておく意識を持ち、出来ないことがあっても自分も周りの人も許すようにしましょう。
【威風堂々タイプ】
プライドと気品を備えた、自他ともに認めるリーダー。自分自身を評価でき、自らを信じて前向きに進む力があります。

・プライドが高く傲慢になりがち
・自分は選ばれた特別な人間だと思う
・人から少しでも大切に扱われたい
・権利、義務、欲求を混同してしまう

自分に自信があることはプラスにも働きますが、その自信がゆらいでしまうかのような出来事に遭遇することもあります。
そのときは、謙虚な姿勢を忘れずに、自分への意見を批判と捉えないようにしましょう。
また、周りの人が評価されたからといって自分自身の評価が下がるわけではありません。
【外柔内剛タイプ】
穏やかな人のようで、内には強いものを秘めています。自分ルールを重んじる頑固者。ギャップがあるので誤解されがちです。

・根拠もなく「自分の考えが正しい」と思い続ける
・無遠慮な頼まれごとが多くストレスを感じる
・人の気持ちを邪推する
・人の話を聞くのが得意ではない

自分自身のルールを持っているため、それに合わない事を行うのが苦手です。しかし、自分のルールを緩やかにすることで、周りの人への怒りが軽減する可能性も高いです。
また、誰かに何かを頼まれても、それを制限したり、自分のためのストレス発散法を見つけたりすることで、心が安定する場合も多いでしょう。
心配性の面もあり、情報集めに余念が無いので、情報に触れる時間を減らすようにしてみるのも良いでしょう。
【用心頑固タイプ】
勝てない勝負はしない戦略家。頭がよすぎて人間関係を考えすぎ、八方美人になることがあります。

・「あの人は〇〇だ」というレッテルを貼る
・人が信じられない
・劣等感が強くなりがち
・人との間に壁を築き、健全な関係を育めなくなる

冷静に物事を見ることは大切ですが、周りの人を信用することができないと交友関係がスムーズに進まないことが多々出てきます。すぐに決めつけずに、じっくり周りの人を観察し理解しましょう。時には周りに頼ることを心がけると、他人との距離も縮まり、楽になることができるでしょう。
自分の長所に目を向けて、人と比べないようにしましょう。
【天真爛漫タイプ】
思ったことを、思ったとおりに発言して行動する自由な表現者。自分の主張を素直に表現でき、統率力に長けています。

・何がなんでも自分の主張を通そうとする
・誰に対しても反抗的、批判的になる
・圧力をかければ相手を変えられると思う
・自分がそう思うのだから、相手も同じように感じていると思う

自分の気持ちに正直に、勢いで行動することも多いため、一旦立ち止まって考えるなど、人の表情や声のトーンを観察し、周りの人の意見を聞いたりすることを心がけることが大切です。
また、自分の意見を伝えることが美徳とは限らないということもあります。一旦相手の意見に従う方が上手くいくケースもある、ということを意識しておきましょう。
出典)一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会出典
皆さんはどのタイプだったでしょうか。^ ^
どのタイプにも長所と短所があります。
上手く折り合いをつけて、自分の怒りと上手く付きって行きましょう!