【ニウギニNIUGINI】は東京都青梅市大柳町「清宝院」というお寺の境内にあります。
都心からですと中央線で下り立川で青梅線に乗り換え青梅駅下車徒歩12,3分でしょうか?
店から南へ少し下ると多摩川が流れ夏は穴場リゾート地として沢山の人々が遊びに来ます。

 
店の下は釜の淵公園という市民公園。
今では珍しい焚き火もできる河原にテントを張って連泊をしても何も言われない
無法無料スポットとして年々人が増えるばかりです。
そして毎年この場所で数名が命を落としています。
しかし役所や地元警察はこの場所の取り締まりにはあまり力を入れず
地元の人たちは夏場は特にこの場所にはほとんど近づきません。

 

地元の人は知っているけど絶対口にしない真実がここには隠されているからです。
本当はそれを口外することはタブーとされています。
でももうこれ以上犠牲者を増やすことはできないですし
もしかしたら店をたたんで他県へ引っ越すことになるかもしれないという覚悟で
あえてここに公表させていただきます。

 

「地獄の釜の蓋が開く」という ことわざを御存知でしょうか?
地獄の釜の蓋が開くからお盆を過ぎたら海に入るなと言われている場所も多くあります。
また全てとは言いませんが「釜」のつく地名は「地獄の釜」の釜と思っていいのです。
この釜の淵も地獄の釜の蓋の開く地獄への入口なのです。
そして青梅は7月盆ですから7月16日を過ぎると地元の人は川へは入りません。
地獄へ引きずりこまれるのを知っているからです。

 
皆さん多摩川という字がナンだか変だなと思ったことがないでしょうか?
千数百年で何万何千の人々がこの川で命を落とし現在も死亡者がいない年はありません。
1500年以上は存在してるとされるこの川は万葉集東歌に「多麻河」として登場しますが
その間に川の名称が何度も変わり現在は「多摩川」に落ちついています。
実はそれは千年以上本当の名前を隠し続けているからなのです。


その名は「多魔川」

沢山の魔物、災難が川上から流れてくる川なのです。

地元青梅では多摩川は怖いものと恐れられており
はじめて子供が川へ入る前には大人が川へ沈めて溺れさせるという儀式を行います。
これを地元では「ブクさせる」と言い漢字で書くと「悔苦」
地獄の釜に吸い込まれてから川に入ったことを悔やんでも死後永遠の苦しみからは逃れられない、いわゆる無間地獄を意味し、物心ついた子供に川の恐ろしさを思い知らせるのです。

しかし江戸時代、大きくなりすぎた江戸の町の水不足解消のため魔の川から運河を掘って水を引かなければならず、玉川上水として羽村の堰からの引水工事が行われました。
この上水の名は多摩川ではなく玉川。
幼い時なぜ字が違うのかと疑問に思った人も多いでしょう。
玉は勾玉の玉であり魂を意味し、魔の川の水を浄化し江戸へ流すという意味を持っています。
私たちは小学生の時に玉川兄弟が作ったから玉川上水と教わりましたが、実際は庄右衛門・清右衛門の兄弟は、上水開通の功績により幕府より玉川姓を名乗ることを許されたのでした。



 
 
話が少しズレましたが、この魔の川の本当の堰は羽村ではなくここ「釜の淵」
この曲がった流れで魔の川へ引き込まれた者たちを地獄へ誘う場所なのです。
この赤線内の場所を現在も自然公園のような曖昧な形で市が管理しています。 
その河川敷が現在では考えられない無料で焚き火もテントも張り放題の穴場スポットとして
毎年市外から来た沢山の人で江ノ島海岸状態になるのです。

 
 
そして公園内に立てられている『マムシに注意』の看板
ここに蝮はいません。これはヘビの蝮ではないのです。
この公園内の茂みは基本立ち入り禁止で遊歩道からは柵があり入ることはできません。
ここは沖縄にある霊域と同じような場所で勝手に入ると命を落とす危険もあります。
魔の川の地獄の堰を開かないために必要な静寂を保たねばならない神聖な場所なのです。
マムシとは蝮ではなく『魔蟲』。
「この場所で騒ぐと魑魅魍魎が目を覚まし命を奪うので物音を立てるな」という意味なのです。

この看板は青梅市が立てたものですが役所に問い合わせても決してこの事を話すことはありません。
人が流されてもここの管理は淡々として警察も消防も積極的にパトロールなどは行いません。
ここで泳いだら流されるのは当たり前。流されたなら命を落とすのが当たり前。
それが魔の川への畏敬の念。
そして流される者は人身御供を意味し、地元では何も知らずに溺れた者を「生贄」として差し出すことで毎年「魔の川」を鎮めているのです。

この場所を治めるのは歴代首長となっており実際に戦後町村合併し青梅市となってからの歴代市長は100k㎡を超える広い市でありながら漏れなく釜の淵まで歩いて行ける場所に住んでいます。


この釜の淵のまわりにお寺が多いのも魔の川を鎮めるためなのです。
ニウギニのある清宝院は魔の川から清き魂(玉)を守るため
名前の玉に屋根をつけたのだとされています。


今年も上流では既に犠牲者が出ている模様。
釜の淵公園周辺でも時間の問題だと思います。
花火をしてない夜は無いし毎晩10張り以上のテントが河原に建っています。
朝の6時から川へ飛び込み騒いでいます。
静かに保たねばならない聖域がこんな状態で地獄の釜の蓋が開かないわけがありません。
釜の淵は騒げば騒ぐほどたくさんの生贄が必要な場所。
ここ数年そのペースがどんどん上がってきているような気がするのです。
もう私に出来ることはこの隠された真実を広く知ってもらい、皆様の御力を借りてあの聖域を静かに保ってもらうしか打つ手が無いのです。


あの辺りでは夏場以外の夜は茂みの中を白い光がふわふわ飛んでいるのをよく目撃します。
夏場だけは茂みが赤黒く光ることがあり、その光には憎悪さえ感じるのです。
もしかしたらあれが釜の淵の精霊なのかもしれませんが、
霊感の無い私には詳しいことはよくわからないのです。





そんな心霊スポットで霊場でもある青梅市釜の淵公園。

それでも貴方はここでキャンプを張りますか?

夜中にバカ騒ぎをしてロケット花火を打ち上げますか?

安い肉を買ってきて河原でBBQして家族の夏休みのチンケな思い出作りをしますか?




信じるか信じないかは貴方次第・・・



私が青梅にまだ居られたなら



続きは次回の講釈で・・・