前回ご紹介した「浮遊感」を味わえるというぺんてるの『フローチューン』というボールペン。通常は2~3年の期間で10~15人程度で開発するところを、総勢100人7年かけて開発したという「力作」ともいえる商品を買ってみました。定価330円(税込)の商品です。

私の筆記具もほどほど揃ったので、そんなに欲しいと思っていたわけではないのですが、たまたま購入する機会があったので、買ってみたのです。(^^)



先日、久しぶりにラーメンが食べたくなり、一番好きなお店に行って、しっかり堪能させて頂きました。(^^)/

で、帰りに買い物をしようとクルマで走っていたら、私の街の唯一の文房具店の前を通ることに気が付いて、お店にフラッと寄ってみたんです。昔は小学校の近くにあって、よく行っていた古くからあるお店です。

お店に入って・・・
私「スミマセン、ぺんてるのフローチューンというボールペンはありますか?」

「これかな?」と案内してくれました。


「そうそう、これです!」と私

早速試し書きさせて頂きました。紙にいろいろ書いてあるのは、ほとんど私です。(笑)

色はの3色で、芯の太さが、03.mm0.4mm0.5mmの3種類となっているのですが、その全6本が「試し書き用」に前に立ててあり、その下に横長の「メモパッド」がセットされています。その下には、リフィルの「替え芯」がストックしてあります。

この至れり尽くせりのセット、さすが日本のメーカーですね!

この文房具店、私が小学生の頃から通っていたお店で、最近リニュアルしたのですが、昔のまんまの気の利かない(ゴメン)ディスプレイで、『フローチューン』のこのディスプレイも、しゃがまないと触れない低い位置にポンと置いてあるんです。(^^;

購入したのが、0.5mm 
理由は、最近ブルーが好きというのがひとつ
0.5mmにしたのは、普通の油性のボールペンは、0.7mmが標準で、私には0.7mmが丁度いいんですね!でも『フローチューン』には0.7mmがないので、一番太い0.5mmを選んでみたというわけです。



このお店、全商品を必ず割引して下さるのですが、この商品は「20%OFF」で264円(税込)でした。(^^) 

で、早速書いてみましたが、書き味は、油性インクとは思えない滑らかさ!インクもクッキリ出て、どちらかというと「ジェルインク」や「水性インク」の書き味です。「本当にこれが油性インクなの?」って思いました。凄すぎ!('Д')

それと、「水性インク」のように滑らかなのに『速乾』なんです。信じられない。

ただですね、0.5mmはちょっと太過ぎました。油性の1.0mmくらいの太さです。

多分、インクの粘度が低いので、書いた後、紙によく浸透するからだと思います。

ということで、03.mm0.4mmに買い替えを検討です。(^^;



で、気が付いたんです。あのディスプレイに「リフィル」のストックがあったので、「リフィル」だけ買ってくれば安くつくよね?って!(^^)/

ということで、お店にまたまた行ってきました。でも0.4mmを買って、それでも太かったらまたお店に行かないといけないので、03.mm と0.4mmを両方買って来ました。

まず03.mm を入れてみましたが、ちょっと細すぎました。めっちゃ細い!('Д') それで0.4mmを入れてみたら、ぴったりでした!ヽ(^o^)丿

03.mm0.4mm0.5mmという表示だけではなく、03.mm(細字) 、0.4mm(中字)0.5mm(太字)、くらいの親切な表示をしてくれればいいのに。。。(>_<)

「そのためにちゃんと試し書き用のメモパッドが置いてあるでしょう!」ってことだと思いますが、試し書きのときは、滑らかさのテストをメインでするので、字の太さには気が付かなかったわけですよ。(^^;

(この記事を読み直してから気がついたのですが、03.mm と0.4mmを両方買う前に、お店でもう一度試し書きしてみればよかったですね。恥ずかしい!(^^;)


一番上が「フローチューン」その下が「アクロインキ」ちょこっと見えている一番下が「万年筆」です。

残念ながら、写真ではインクの濃さやインクの量が分かりにくいですが、『フローチューン』はインクの量も濃さもワンランク上です。



カッコ付けて書くわけではないのですが、私はボディがプラスチックの事務用のボールペンってあまり買わないんです。ほとんどが金属軸の1000円以上のものが多いです。

理由は、ちょっとだけ『いいもの感』を味わいたいのと、インクが切れたときは、100円くらいのリフィルを買うだけで、ずっと『いいもの感』を味わえるからです。

なので、この軽くてプラスチッキーなボディの方に違和感を感じてしまっています。



といっても、1本だけ事務用の『サラサ』をどういうわけか持っていまして(^^ゞ、比較して書いてみました。

滑らかさは『フローチューン』がワンランク上です。「ジェルインク」より滑らかって凄いですよね?

ただですね、『フローチューン』はたまにカスレます。これが唯一の欠点!字を速く書いたときに起こりますが、『サラサ』は速く書いてもそれが起きません。

このカスレが私には少々ストレスです。(>_<)

それと、グリップの部分のシリコンが、『サラサ』に比べるとちょっと硬いです。もう少し柔らかくして欲しかったですね。



デザイン的には、全体的にクールな感じ、スペーシーな感じで好感が持てます。



一番の特徴が、この斜めにカットされた部分がインクの色になっているのと、ノック部分が透明になって、ここもスペーシーな感じを出しています。




デザイン的には頑張っていると思います。

まとめとして・・・

 

この商品定価が330円(税込)
ジェットストリーム』や『サラサ』は110円なので、そんなに『いいもの感』を求めていない人は『ジェットストリーム』や『サラサ』を選ぶと思います。

では『フローチューン』を選ぶ人はどんな人か?と想像すると、「書き味にこだわっている人」ではないか?と思います。しかもそれがその人の好みに合えばということですよね?

では『いいもの感』を求めている人は?というと、330円の商品では物足りないと思います。1100円の『サラサグランド』みたいな商品を選ぶと思います。

なので、個人的には330円という値段が気になるところです。

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私のこの商品に対する純粋な感想は?というと・・・忖度なしで書きますね。

大前提で、「開発に7年もかけた」という部分があるので、詳しく書いてみますね。その努力に見合う感想がいいと思いまして。。。元々厳しい評論家的な人間ではありませんので。。。(^^ゞ

まずデザインですが、私にはクール過ぎます。もう少しPOPで親しみを感じるデザインの方が好みですね。例えば、ラミーのサファリは、どちらかというと、どん臭い感じですが、あれが魅力ですよね?そんな親しみを感じるデザインの方が長く寄りそえる商品になると思うんですよね。(^^;

書き味は、『油性インクなのに信じられない滑らかな書き心地』です。「ジェルインク」より滑らかいって、本当に信じられません。筆記具好きの方は、是非一度使ってみてもらいたい商品です。

個人的には、『サラサグランド』みたいな「金属軸」のワンランク上の商品を早く出してもらいたいです。

総合点としては、「開発に7年もかけた」という努力点を含めて、100点満点の95点です。ヽ(^o^)丿 たまにカスレるのと、グリップのシリコンがもう少し柔らかければ100点ですね。(^^ゞ デザインの部分は好みの問題ですので、含まれていません。

筆記具好きの方、特に滑らかな書き味が好きな方は、触ってみる価値は十分にありますので、是非お店で試し書きしてみて下さい。(^^)/


また面白い商品を見つけたら、ご紹介させて頂きますね。σ(^^)






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CMに出て来たマグカップ