ビートルズのいろんなアルバムの50周年記念アルバムが出たり、最後のシングル曲『Now And Then』が出たり、未だに話題が絶えないビートルズですが、コピー(トリビュート)バンドも、今でも若い人たちのバンドが次から次に出て来るので驚きです。

50年経ってもこんなに人気があるバンドってビートルズの他にはないのでは?

一番は、やはり楽曲が素晴らしいこと、これが一番だと思います。JAZZやオーケストラでもたくさん演奏されていますね!料理に例えると、どんな料理方法でも美味しく食べられる、つまり「素材の良さ」ですよね!

コピーバンドがドンドン出て来る理由として、私の考えですが、楽曲の素晴らしさの次には、誰でも歌えるメロディー(キーも含めて)、そして楽器の演奏もそんなに難しくない、この辺が「ちょっとやってみようかな?」ってなるのではないか?と思っています。

Youtubeを見ていると、新しいコピーバンドがちょくちょく出て来るのですが、今回は、プロ・アマの両方を少しだけご紹介です。(^^)/

 

The Scrambled Eggs




こちらは、早稲田大学の現役の大学生のバンド『The Scrambled Eggs』です。

衣装を見て頂ければ分かりますが、Get Backなどを演奏した「ルーフトップコンサート」の再現で、衣装まで、あのときのビートルズの衣装に寄せています。今の若い人たちがここまで夢中になってビートルズを再現しようという気持ちが嬉しいですね!

まだお若いので発展途上の方々ですが、歌も演奏もかなり上手いです。音楽的なセンスの良さも感じます。

卒業しても、このバンド続けて欲しいなぁ!(^^ゞ
 

The Beasties




こちらは女性のバンド『The Beasties』です。

衣装までちゃんと揃えて、嬉しくなりますね!私が学生時代には女性のビートルズバンドっていなかったのですが、最近は結構いるんですよね!

女性でビートルズって、嬉しくなっちゃいますね!(^^;

 

The Fab Four




こちらは、ビートルズバンドといってもプロ集団の『The Fab Four』の皆さん、アメリカの方々です。

今では世界的に有名なバンドと言っていいのではないでしょうか?

お顔がビートルズの本人に何となく似ている感じがするのと、歌い方やしぐさまで似ているんですよね!多分寄せているとは思うのですが。。。ポール役の人は、左利きでベースを弾いています。もう完璧!

演奏も完璧!日本公演もされているみたいです。

 

The Bootleg Beatles

 



こちらは『The Bootleg Beatles』というバンド。名前が「偽物(非正規)のビートルズ」という名前で、潔いですよね!(笑)イギリスのバンドです。

外国ツアーではいい評価をもらったようですが、本国イギリスでは、ご本家を生んだ国だけに、最初は評判が良くなかったようで、少しずつ人気が出て来たそうです。

ご本家と同じイギリスの方々なので、「空気感」は一番ご本家に近い感じがします。
 

 

 

The Analogues史上最高のビートルズバンド

 

ビートルズバンドと言えば、以前お話した『The Analogues』を外すわけにはいきません!(^^)/

普通のバンドは、ポール役・ジョン役・・・と役割が決まっていて、ヘアスタイルや歌い方まで寄せて来ますが、『The Analogues』が目指すのは、そんな役割はなく、ただ「レコードの音をステージで再現する!」ということなんです。

ご本家のポールでも、ステージでは、ストリングスやブラスのパートは、シンセを使って代用していますが、The Analoguesのステージでは、ストリングスの部分は、本物のストリングス奏者が出て来て、ブラスのところでは本物のブラスの奏者が出て来て演奏するんです。チェンバロのところでは、本物のチェンバロを使うし。。。つまりビートルズがレコーディングで使用した同じ楽器をそのままステージに持ち込んで演奏しているんです。

正直、パッと聴いたときは、レコードを流しているように聞えます。

多分ビートルズバンドの頂点にあるバンドではないか?と思っています。


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で、彼らのコンサートは、ビートルズのアルバムをテーマにすることが多くて、今回は『Abbey Road』のコンサート映像をたまたま見つけましたので、ご紹介させて頂きます。(^^)v


1曲目からレコードの曲の順番に演奏されます。凄まじい再現力です!

 

The Analogues perform 'Abbey Road'




こちらは『Abbey Road』のアルバムを1曲目からフルで演奏です。
もう完璧!

 

The Analogues Salle Pleyel 


 

こちらは、有名曲・ヒット曲を綴ったライブです。

こんなビートルズの有名曲が、しかもレコードとほぼ同じサウンドで、次から次に聴けるコンサートだったら行ってみたいですよね!

まだ日本には来られていないようですので、来日を期待したいところです。(^^)
 

 

最後に・・・

 

「ポールの盗まれたベースギターが50年ぶりに見つかった」というお話、ご存知の方もいらっしゃると思います。

1972年に盗まれたベースが、つい最近見つかったそうです。2018年に「ザ・ロスト・ベース・プロジェクト」を作って、スタッフが時間を掛けて探して、ついに見つかったそうです。調べてみたら、盗まれたのは、どうやら初代のベースだったみたいです。

ポールも手元に戻って来て、とても喜んでいるそうです。少々修復するところがあるそうですがほぼ完全な状態だったそうです。



ビートルズの魅力って何なのでしょうね?上には書きませんでしたが、どの曲を聴いても違ったサウンドで、曲によって表情が違う、この辺もあると思います。ということは、アレンジのチカラも大きいんですよね!つまりプロデューサーのジョージ・マーティンさんのチカラですね!

私の感覚ですが、ポールのアルバムで際立っているのが、ジョージ・マーティンさんがプロデュースした『Tug of War』と『Pipes of Peace』の2枚。他のアルバムに比べて輝きが違います。ジョージ・マーティンさんの手に掛かると、「曲が輝き始める!」そんな感じがするんですよね。

ブラスやストリングスを入れて、POPな要素があるから、ファン層が広がって、老若男女に受け入れやすい音楽になったんだと思っています。彼がいなかったら、ビートルズは単なるロックバンドで終わっていたかも知れませんね?

マイケル・ジャクソンのプロデューサーを務めたクインシー・ジョーンズさんが携わったアルバム『オフ・ザ・ウォール 』『スリラー』『バッド』は、マイケルのアルバムの中も突出して輝いて人気がありますから、プロデューサーのアレンジのチカラって、とても大きいと思います。もう少しジョージ・マーティンさんにスポットが当たってもいいのでは?と思っているところです。(^^;

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お話を戻して・・・
 

ビートルズのコピーバンド、あと20年後になっても生まれて来るのでしょうか?オールディーズの若者のバンドも今でもありますから、時代とともに無くなってしまうことはなさそうな気がしますよね?そのうち、どこかの大学で『ビートルズ学』という学問が生まれるかも知れませんね?

調べてみたら、すでにありました!(^^;

金沢大学の中に『ビートルズ大学

リバプール大学の大学院の中に『ビートルズ研究コース

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ザ・ビートルズ アルバム・バイブル新版』という本が、3月13日に発売になります。もう予約購入が出来るようです。(^^)


また面白い話題を見つけたらご紹介させて頂きますね!σ(^^)

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