タイトルが『釣り』みたいになっちゃってスミマセン。(^^ゞ

実はですね、「オックスフォードのボタンダウンシャツ」といえば、アイビー・トラッドファンにしてみれば、定番中のド定番でして。。。

ところが、この『ド定番』の半袖のオックスフォードのボタンダウンシャツが数年、ユニクロのお店で売っていなかったんです!(-_-;) 置いてあるのは長袖だけ!

正確にいうと、半袖のオックスフォードもあるにはあるのですが、すべて「ノンアイロンシャツ」なんです。

「ノンアイロンシャツ」って、ビジネス用にはいいですが、カジュアルでシャキッとした「ノンアイロンシャツ」って、私はちょっと遠慮しちゃいます。(^^;



(袋に入れたまま置いておいたら、ミー君が袋の中で遊んで、袋から出す前にヨレヨレになってしまいました!(^^;)

お店の人に聞いたら、ノンアイロンじゃない半袖のオックスフォードのボタンダウンはネットでしか購入できなくなったそうで!今までずっと定番商品だったものが急にですよ!(>_<)
 

これが、「青山」や「はるやま」だったらノンアイロンしかなくても理解出来ますが、ユニクロってカジュアルのお店ですよね? そこで半袖のオックスフォードは「すべてノンアイロン」ってどういうこと?

カジュアルのお店で、ノンアイロンじゃない普通のオックスフォードのボタンダウンが買えないってどういうこと?もう私のストレスはMAXです!(>_<)

「ユニクロは何考えとんねん?」って思って、ネットで買うのもしゃくなので(笑)、数年間は買わず仕舞だったのですが、今年の春から、定番の『オーソドックスの半袖のボタンダウン』が再販売になっていたので、購入してみたというわけです。(^^)/



こちらは、『ブルックス・ブラザーズ』のシャツです。

せっかくなので、ボタンダウンシャツについて、お話しますと・・・

ボタンダウンシャツを作ったのは、アメリカントラディショナルの総本山『ブルックス・ブラザーズ』なんです。

創業者の孫、ジョン・E・ブルックスさんが、英国でポロ競技を見ているとき、風で襟があおられないように、襟先にボタンが付いているのに気が付いて、そのシャツをアメリカに持ち帰って、オリジナルのシャツを作ったのがボタンダウンシャツというわけです。

なので、『ブルックス・ブラザーズ』では、ボタンダウンシャツのことを『ポロカラーシャツ』と言っています。




後ろは『ボックスブリーツ』になっていて、その付け根の部分にヒモが付いていますが、これは『ハンガーループ』といって、引っ掛けられるようにですね。




あとですね、ボタンの縫い方が、糸がクロス「×」になっているものが本物とされていまして、昔は『ブルックス・ブラザーズ』や『J.press』くらいしかこの縫い方になっていなかったんですが、ユニクロはちゃんとクロスになっているんですね。

(ちなみに、昔の日本製は、ボタンは平行「二」の形に縫ってありました。)

後で分かったのですが、これは当時の縫製の機械の問題で、機械が日本製とアメリカ製との違いというだけだったようです。




タグはとってもシンプルですね。

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というわけで、ユニクロは『ボタンダウンシャツ』の基本がしっかり守られていること、それと『ブルックス・ブラザーズ』や『J.press』に比べると、襟が短めなので、カジュアルで着るときに、襟が重たく感じないので、私はユニクロの『ボタンダウンシャツ』を好んで着ているというわけです。σ(^^)

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こんな『ド定番』の商品が、数年間ネットでしか買えなかったということ自体が理解できないのですが、「再びお店で買えるようになって良かったです!」というお話でした。(*^^)v

(ネットでユニクロのサイトを見てみましたが、現在はこの商品は掲載されていませので、ひょっとしたら、お店に残っているだけかも知れません。欲しい方は急いでお店に行ってみた方がいいかも知れません。)

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