前回、私のセミアコのお話をしたら話が長くなったので、本題を VOL.2に伸ばすことになって本当に申し訳ございません。m(__)m

友人に貸したグレコの335モデルが帰って来なかったので、次回は本物のGIBSON ES-335を買おうか?なんて考えていたのですが、今では高すぎて買えないので、もしもう一度セミアコを買うとしたら、何かいいものがある?って探して、 日本製のYAMAHASA2200にたどり着きました。

で、Youtubeで音を確認しようと見てみたのですが、意外とたくさんの人がすでに使用していて、YAMAHA SA2200もすでに、グローバルスタンダードになっている印象です。

それに、GIBSON ES-335と音の比較動画もたくさんあり、すでに335のライバル機種として皆さんが認識している感じがします。

まずは、YAMAHA SA2200の音を聴いてみて下さい。



335ほどではないですが、セミアコらしい甘い音がしますね。335よりシャープな感じの音だと思います。でもいい音ですね!




最初は、335の音に慣れ過ぎていたので、あまりにも違う音の印象だったので抵抗があったのですが、何回もSA2200の音だけを聴いて、耳を鳴らして、やっとSA2200の音の良さが理解出来ました。

セミアコの音=335の音、というイメージが出来過ぎているので、「SA2200の音はセミアコとしては不合格」と感じてしまって、でも他の楽器にはない魅力をどこかしら感じていてSA2200の良さを理解しようとする自分がいるわけです。

 

 

というのが・・・
私はこのブログでは商品レビューを中心に書いていますので、いろんなレビューを参考にしています。

でも、ひとつの商品でネガティブなレビューがまったくない商品って、今まで読んだレビューの中では、この商品だけなんです。
どのレビューを読んでも、「買って良かった!」とか「最高のギター」とか「このギターは名器と言っていいと思います」とか。。。

感動したレビューが、「今まで手にしたギターで最高のギター!」というのと、「私はセミアコが欲しいんじゃないです。SA2200が欲しかったんです!」というレビュー。

そんなにいいんかい?って思ったんですよ。

 

ネガティブなレビューを探してみましたが、どこにもないんですよ。


 

335については、多少ネガティブなレビューもあって、たとえば、「高額な商品なのに作りが雑過ぎてびっくりした!」とか「高いお金を出して買ったのに、今まで使っていたIbanez JSM100の音と大して変わらなくてショック!」とか。。。(笑)



 

もうひとつ、魅力を感じたところが・・・
レビューでも書いてありますし、画像を見てもそうなんですが、作りがとても丁寧で、工芸品のような美しさ!しかも同じ値段の外国製と比べるとクオリティが高すぎ!
この値段でこんなにいい作りにして大丈夫?って思うほど。。。

この辺は、ボールペンや万年筆なども、日本製は外国製に比べてとてもクオリティが高いので、日本製の素晴らしさですよね!



ES-335SA2200の音の比較動画がありました。
エフェクターなど、環境も全く同じにしての比較なので、音の違いがよく分かると思います。

SA2200の魅力がよく分からなかったとき、この動画のSA2200を6弦から1弦までのジャラ~ンとダウンストロークする音を聞いて、「こんなにひとつひとつの音が鮮明に聞こえて来るんだ!」って感動したんです。

 

箱の中から、キラキラした音の粒が飛び出してくる感じ!

ES-335に比べると、ちょっと硬くて、音の伸びも良くない感じで、どちらかというと最初はペケペケギターのように感じてしまっていたのですが(笑)、SA2200の音は決して伸びが悪いのではなく、ピッキングした音自体がひとつひとつきれいに聞こえて来るので、つまりピッキング音が前に出て来るので、その後の箱鳴りの音が小さく聞こえてしまうので、音の伸びが良くないように感じてしまっていたんですね。

なので、ひとつひとつの音の表現力という意味ではSA2200の方がありますね。
逆をいうと、ES-335はピッキング音があまりしないので、滑らかに聞こえますよね。

 

ネットでSA2200の音を確認しにくいのが、SA2200はJAZZ系の人が多くて、ロックの間奏のように、鳴くように弾いている動画が少ないんですね。JAZZ系の人は、ピックではなく、指で弾く人が多いので、音の伸びが分かりにくい。(>_<)
 

 

 

もうひとつ、ES-335とSA2200の比較動画がありました。

音の伸びはそんなに変わらない感じがします。個人的には、SA2200の中域の膨らみがもう少しあったら、と思います。この辺はピックアップの影響でしょうか?

 

 

ピッキング音がきれいに聞こえることで、魅力を感じてしまった演奏がこちらです。
とても心地よく耳に入ってきます。(^^)


 

セミアコを買うんだったらES-335以外にはない!って思っていたんですが、今YAMAHA SA2200の魅力にもハマってしまっているところです。


ES-335は太くて暖かい滑らかな音、SA2200は華やかで繊細でキラキラした音、というのが私の印象です。

 

正直、今はどちらにも魅力を感じていますが、コストパフォーマンスという意味ではSA2200の圧勝ですね。そういう意味では、メーカーの良心を感じますので、SA2200を同じ日本人としても応援したいところです。(^^)

 

もう少し詳しく書くと、SA2200は、ES-335と比べてというより、完成されたひとつの楽器として魅力を感じている、というのが正確な表現ですね。
 

皆さんは、どちらがお好きですか?

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