引き続き、松任谷由実さんのお話ですが・・・
(毎回書きますが、有名人を「呼び捨て」で書くのはマナー違反だと思っているのですが、ご本人が「ユーミンと呼ばれるのが好き」とのことですので、ここではユーミンと呼ばせて頂きますね。)
お話が長くなるので、お暇な方だけ読んで下さいね。
高校時代からお話をしないといけないので(かなり横道にそれます)・・・
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高校は地元(ド田舎)の高校で、唯一の進学校でしたが、音楽の先生がとても変わった先生でして・・・
音楽は、授業の「芸術」の中で、「美術」「音楽」「書道」の3つから選択するカタチで、私は迷わず「音楽」を選んだんですね。
入学して初めて買わされた本が
*音楽の教科書 *ビートルズの楽譜 *ビートルズ辞典 *ユーミンの楽譜
この4つを強制的に買わされまして、音楽の教科書は3ヶ月で終わらせて、その後は「ビートルズ」と「ユーミン」を授業で聴かされるんです。
当時は、私はユーミンはほとんど聴いていませんでした。
授業でユーミンを聴いた後は、クラスの「音楽」を選択している女性陣はユーミンの話題だらけ。。。
私としては、「授業でユーミンを聴いたからって、それに夢中になるのは早くない?」
「もっといろんなアーティストの音楽を聴いて、それでもユーミンが一番好きだったらいいけど!」って思っていました。
また、個人的にはユーミンは当時はあまり好きではありませんでした。
特に、大衆が騒いでいるものをそのまま受け入れるということには抵抗がありますので、意地でも好きにはなりたくなかったですね。(笑)
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余談ですが・・・
休み時間は、その音楽の先生と女性陣がユーミンの話題で盛り上がっていて、ムーミンの歌の替え歌で「ねぇ~ユーミン!」って私たちの学校では歌いましょうねぇ~!って大盛り上がり。(笑)ちなみに先生は男性です。とてもピュアな感じの先生でした。
もうひとつ余談ですが、
その音楽のテスト(試験)ですが、今では考えられないと思いますが、
ユーミンのこのアルバムの中で好きな曲を3曲挙げなさい。そして、その理由を書きなさい。
こんなテストでした。
授業で1回しか聴いていなので、覚えているわけないですよね。(笑)
「そんな問題を出す」と先生から事前に聞いていましたので、私はテストの前に、ユーミンのアルバムを友人からすべて集めてダビングしてもらって、聞き直しました。
みんなはどうしていたんでしょうね?
ビートルズも授業で聴きましたが、ユーミンの方が時間が長かったと思います。

当時は、インターネットもないので、音楽の情報を入手するには、アルバムを買うか?、雑誌の記事にたまたま載っているか?くらいしか入手方法がなかったんですね。
ユーミンなどの音楽は、当時は「ニューミュージック」(今のJPOP)と呼ばれて、このジャンルのアーティストはTVなどには絶対に出ないという風潮があったので、露出度はとても低かったですね。
ということで、ユーミンについては、情報の積極的な入手方法としては、アルバムを買うしかないわけで、(もうひとつファンクラブに入るという手もありますが)、両方手に入れたとしても、当時は映像は入手出来ないので、ユーミンがどんな人か分かりようがないんですね。

私は、音楽の授業で取り上げるくらいの人なので、しかもどういう訳かこの「ミスリム」の写真のイメージがとても強くて、ユーミンは、クラシック畑の人で、新しい音楽にチャレンジしている硬い感じの女性だと思っていたんですね。
(今みたいに、Youtubeもないので、ジャケットの写真くらいしか、画像は見られなかったわけですよ。)
その音楽の先生は、私が2年生になったときに他の学校に転勤になってしまいまして、授業でユーミンを聴くこともなくなり、うるさい女性陣の話題にも上がらなくなりました。
それからです。
私は、ゆっくりユーミンを聴き始めました。(笑)
特別好きだったわけではないのですが、その後どんな音楽を作っているんだろう?って気になったんですね。
やっと周りが静かになったので、落ち着いて聴けるようになり、そこからユーミンが好きになりましたね。(笑)
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大学は東京の大学だったので、たまたまユーミンのコンサートのチケットを入手しました。
で、そのコンサートのオープニングで出てきた衣装が・・・
こんな真っ白いレオタード!もっとハイレグだったと思います。(そんな記憶です。)
もう「ひぇ~~~~~!」です。
ミスリムのジャケットのイメージがとても強かった私は、頭の中がパニック状態。
たとえて言うと・・・
高校の音楽の授業で紹介された女性ピアニストのコンサートに行ったら、その女性が下着姿で出てきて、ハンドマイクでハードロックを歌い始めたくらいの衝撃。(>_<)
ユーミンのすべてのジャケットの写真を見ても、この姿は想像出来なかったですよね。(笑)
レオタードに近いライブ映像がありました。
今は、ネットでライブ映像を簡単に見れますし、ユーミン自身もTVによく出ているので、お人柄がよく分かりますが、当時はそんなお人柄は分かりようがないです。(>_<)
というか、アルバムジャケットだけで、「このレオタードをイメージしなさい!」という方が無理。
もう私の中で、ユーミンの人物像が音を立てて崩れ落ちました。(笑)
「えっ?何で?」という感じですね!
と言っても、それからユーミンを聴かなくなったわけではなく、ずっと聴いていました。
あのレオタードは無かったことにして!(笑)
音楽の授業で紹介されなかったら、ひょっとしたらこんなイメージのズレはなかったかも知れません。・・・といっても、ユーミンは、びっくりさせるのが好きな人なので、意外性を当時も意識していたかも知れませんが?
ユーミンの音楽とコスチュームががつながったのは、Youtubeでライブ映像をいくつも見てからですね。
「そういうことだったんだ!」って、奇想天外なステージをいつも考えている人なんだって分かりましたね。
今後の活動も楽しみにしています。(^ ^)
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その音楽の先生ですが・・・
ワンマンな部分もあるのですが、純粋に音楽が好きな先生で、音楽部の活動は「ミュージカル」をやっていました。地区の音楽発表会でも、他の学校は合唱や演奏をするのに、私達の学校はそこでミュージカルをしましたね。(笑)
(私も音楽部に入っていましたので、ミュージカルをやりましたよ。(笑))
地元の映画館に「サウンド・オブ・ミュージック」が来たときに、その先生は、音楽を選択した生徒全員に、授業中に自分の財布からチケット代をひとりずつ机を回ってプレゼントしてくれました。「いい映画だから絶対に観なさい!」と。
あの先生は、今どうされているでしょうね?
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ユーミンの新譜「深海の街」


