オーディオの話題です。

 

FURMAN SS-6Bという電源タップ(ノイズフィルターが付いているもの)、正確には「パワー・ディストリビューター」という商品を買ってみました。

 

オーディオって、電源部分だけでも音が変わりますね!

今まで使っていたノイズフィルターがオーディオテクニカのAT-NF602という商品。

PCOCC(単結晶状高純度無酸素銅)を使ってある商品で、これを付けると、音がグッとピュアになるので、お気に入りで何十年も使っていました。


 

これですね!
CDプレーヤーは電磁波を出すので、アンプとは部屋の別のコンセントから引っ張って来て、それぞれにこのAT-NF602を付けて使っていましした。
また、アンプとCDプレーヤーの間には防磁フィルムを貼って、アンプにCDの電磁波が行かないようにしていました。

 

最近は、PCスピーカーもこれを通して使っていたのですが、気が付くとPCスピーカーの電源が落ちているんです。AT-NF602の中のジャックを挟む部分が弱くなって来ているんだと思います。

ということで、「SS-6B」に買い替えてみました。

 

ネットの質問サイトで質問したら、この商品がコスパが高いということだったのと、PCスピーカー用なので、ほどほどの値段でいいかな?とこちらにしてみました。


 

「サージフィルター」と「EMI/RFIフィルター」の両方が付いています。

 

「サージフィルター」は雷などのサージ電流を防ぐことで、機器を守ってくれるものです。

 

「EMI/RFIフィルター」は電磁波や電波が原因となるノイズを低減してくれるものです。

 

オーディオ的にいうと、いい音になって欲しいので、必要なのは「EMI/RFIフィルター」の方ですね。

 

 

コンセント部分は3穴になっていますので、電子ピアノなどの3ピンタイプのものも使えます。

 

 

 

早速繋いで音を聴いてみました。

まず、中域のボリュームがグッと増えました。

 

 

私が使っているPCスピーカーはこちらのBOSE COMPANION3です。

サテライトスピーカーが小さいので、モニター後ろに置いても、モニターの下の隙間から丁度覗いて音を出せるので場所を取らないんですね。

デュアルモニター(モニター2つ)にしているので、机の上のスペースもなく、このサイズが丁度いいんですよね。

 

で、肝心の音ですが・・・

このBOSE COMPANION3は、見てのとおり高域部分のサテライトスピーカーと低域のサブウーファーは充実した音が出るのですが、中域が弱いんですね。
 

そういう意味では、このSS-6Bは中域が以前のものより前に出て来ますので、音のバランスは良くなりました。

 

 

あと変わったのが、離れて隣の部屋で聴いても音がハッキリ聞こえるようになったので、馬力が増したんだと思います。ホントしっかり聞こえて来ます。

 

これはありがたい変化でした。

 

裏側はこんな感じ!

ただですね、音の繊細さは以前のAT-NF602の勝ちですね!
ここがちょっと残念!(>_<)

 

もう少し音の密度が欲しいところ。。。

 

 

コンセントに差し込むジャックの部分は、こんな3ピンになっています。

 

 

3ピンのままではコンセントに差し込めませんので、このような「変換プラグ」が必要です。

 

変換プラグに差し込むと、2ピンになって、普通のコンセントに差し込めるようになります。

 

 

こんな箱に入っていました。

 

 

箱から出してみました。

 

 

箱の裏側も撮影しておきました。

 

 

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感想です。

 

まず箱から出して思ったことが・・・

とてもしっかり作ってあり、ケースも金属でしっかりしているし重たいし、ケーブルもめちゃくちゃ太くて3mもあって、「この値段でいいの?」って思うクオリティです。

 

5500円ほどで購入しましたが、客観的に見て安すぎると思いました。

 

ネット上でもかなり人気があるようなので、その理由が分かります。

AT-NF602は、本体に極性が分かるランプが付いていましたが、こちらは何もないので、耳で極性チェックをしました。

PCスピーカーの極性も最終的には耳で!

初めて繋いで音を聴いてみたときは、ボワッとした音で、「何じゃこりゃ!」って思ったのですが、2日くらい繋いでいたら、とても落ち着いてバランスのいい音になりました。
こんな電源タップでもエイジングってあるんですね。

 

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音は、スッキリした力強い音になりました。
期待以上の変化でしたね!

 

この値段で、これだけのクオリティによる音の向上、いい買い物でした!(^ ^)

 

あとは音の密度ですね。

以前のAT-NF602は、内側を「ブチルゴム」と「エポキシ接着剤」で固めてデッドニングしていたので、音の密度はそのせいかも知れないので、このSS-6Bも時間があったら試してみたいと思います。

(下に書いておきます。)

オーディオってちょっと手を加えると音が変化するので楽しいですね。

でもハマってしまうと、どこまでも限りなくやってしまうので、そこが怖いところではあるのですが。。。(笑)

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アンプ・CDプレーヤーの天板の裏や底板の裏側にブチルゴムを2~3枚重ねて何か所か貼って、その上からエポキシ接着剤(時間が経つと固まります)でカバーしてあげると、グッと音が良くなります。

 

エポキシ接着剤はA液とB液があり、混ぜて使いますが、時間が経つと固まります。

普通の接着剤のように乾燥して固まるのではなく、A液とB液を混ぜることで化学反応で固まるので、肉減りがしないので、充填目的で使えるのですね。
なので、時間が経つと、きれいにブチルゴムの上をカバーしてくれます。

また、固まるとかなり硬くなりますので、音的には最適です。

(ブチルゴムだけの場合は、ボワっとした締まりのない音になりますので、あまりお勧めしません。)

 

これ、昔雑誌「STEREO」で紹介されたので、私はアンプとCDプレーヤーをやってみましたが、かなり静かでしっかりした音になりました。

 

アンプやCDプレーヤーを叩いて、カンカン音がするところを全部やってみたのですが、音が激変しましたよ。

 

ブチルは、貼る場所に合わせて、サイズをカットして、2~3枚重ねて貼ります。

 

 

ブチルだけだと、ボワっとした音になるのと、ベトベトするので、その上をエポキシでカバーします。乾くとかなり硬くなりますので、フタの裏側などに使う場合は、ちゃんとフタが閉まるか確認してから使うといいです。

 

このエポキシは、量が多いので、少しずつ同じ量をいらないお皿などに両方出して、混ぜて使います。慣れないときは、手がベトベトになりますので、気を付けて使って下さい。
高級品のアンプなどは、外側に付かないようにマスキングして使った方がいいです。