
appleのスティーブ・ジョブズさんが亡くなりましたね。
恥ずかしながら、私はスティーブ・ジョブズさんのお名前さえ知りませんでした。

マイクロソフトのビルゲイツさんはいろんなところでお名前を耳にするのですが、スティーブ・ジョブズさんはどうしてか私の耳には入って来ませんでした。
TVのニュースで知ったのですが、彼の残した功績はとても大きいんですね。
というより、appleの商品はほとんどが彼のアイデアだそうで、ビックリです。
一部の専門家だけが使っていたコンピューター、当時は毎回プログラムを直接打ち込んで使っていたらしいのですが、それをマウスでクリックするだけで使えるようにしたのも彼だそうです。
そして、もっとビックリしたのが、そのマウスを開発したのも彼だというから驚きです。
今はパソコンがどの家庭にも入って、ネットでショッピングや情報を得ることが簡単になって、世界がとても身近になりましたが、こんな社会になったのも彼のお陰と言っても過言ではないと思います。

iMacという半透明のボディーでカラフルなパソコンを作ったのも彼。
パソコンがそれまで、真面目な、言ってみれば『事務用品』だったのが、カジュアルな遊び感覚のグッズになりました。
iPodが発売されると、今までCDやカセットで聴いていた音楽がMP3形式になって世界のミュージックプレーヤーが変わり、しかもiTuneというソフトを使うことでネットで音楽をダウンロードして聴けるようになり、音楽の購入形態までも変わってしまいましたよね。
iPhoneというスマートフォンを作ったのも彼。
携帯電話を「電話機」から「ポケットに入るパソコン」にしてしまったのも彼です。
iPhoneが発売されてから、世界中の携帯電話がスマートフォンに変わろうとしています。
特筆すべきは、たとえば・・・
WebサイトをiPhoneで見る場合、普段PCでスクロールする場合は、横のスクロールバーを下にドラッグしますが、iPhoneの場合は紙をスライドするように画面上で指を移動させればそのまま画面も移動すしたり・・・画面の見たいところを大きくしたいときは、その部分を指で広げるように動かせばその部分が拡大されたり。。。
言ってみれば日常のものを動かすときの本能的なカラダの動きをそのままパソコンの世界に導入したわけで、これってすごいことだと思います。
モノを作る人たちって、何でもそうだと思うのですが、以前から使ってきた機能は抵抗無くというより、疑問も持たずにそのまま使い続けてしまうと思うのですが、機械に合わせていくのではなく、いつも人間の感覚を大切にしている、「人間の感覚に機械を引き寄せるこの姿勢」が凄いと思います。

「人間の感覚に機械を引き寄せる姿勢」というより、彼は「機械は本来そうであるべきだ」という信念があったのではないでしょうか?
もうひとつ凄いと思うのは、どんな理想を持っていても、現場の中に毎日いると、その感覚が薄れてしまって、現状に妥協してしまうものですが・・・「理想はこうなんだけど、現状はこうだから仕方が無い!」と・・・。
彼の『理想』はどんなときも薄れることがなかったのだと思います。
その理想を実現し続ける情熱ってすごいですよね!

情熱だけではなく、「発想(アイデア)」自体がすごいわけですが。
社内ではスタッフとの摩擦もたくさんあったのではないでしょうか?
実際、彼は一度会社を辞めされられていますよね。
(この辺がアメリカの凄いところでもありますが。)
その間、appleは倒産寸前までいって、再び彼を経営者として向かえ、そこから飛躍的な発展をしたそうで・・・首にした首脳陣はどんな顔をして向えたのでしょうか?(笑)
そして、再び息を吹き返したapple、首にした首脳陣はその後彼にどんな接し方をしたのか聞いてみたいですね。

私の大好きなTULIPの財津さんもそうですが、クリエイトする人で成功している人って、普通の人が想像できないことをイメージしているもので・・・それがカタチになる前は口では簡単に説明出来ない。
で、どうするかというと・・・「とにかくこうなんだ!」って思って強い情熱で進めていくんですよね。
そのイメージが理解できない人には「傲慢」に映ってしまうんですよね。「ワンマン」とか。
本人はただ「情熱」だけで一生懸命動いているのですが、回りは中々理解できない。
普通の人がイメージ出来ないものを作れるから凄いわけですが。(笑)
クリエーターっていつも孤独なのかも知れませんね!?

私はパソコンは昔からWindoesでして・・・
私のパソコンとの出会いですが、だいぶ昔、就職活動をしたときのお話、給料のいい仕事って当時「Word/Excelが出来る人」って書いてありまして・・・「これは是非パソコンをマスターしなきゃっ!」って、母に頼んでWindowsのノートパソコンを買ってもらいまして(笑)、独学でマスター致しました。(笑)
それからずっとWindowsでして、Macは使ってみたいけど敷居が高い商品でした。(*^。^*)ゞ
iPodにも興味がありましたが、発売当初、秋葉原で音を聴いてみたのですがCDウォークマンの方が断然音はよくて、音質重視の私は見た目のかっこよさには飛びつきませんでした。
(今でもウォークマンの方が音はいいと思いますが。。。)
iPhoneはいろんなところから勧誘がありまして(笑)、iPhone4のとき真剣に購入を検討しましたが、「白」がいっこうに発売されないし、「ワンセグ」が観れないことで踏みとどまってしました。
iPadも先日購入を考えてお店に行って触ってみたのですが、何と「FLASH」が見れない(表示されない)ことを知って愕然としまして・・・かなりショックでしたね。(┬_┬)
・・・ということで、appleの商品はどういうわけか今までご縁がなく、購入に至っておりません。

お話を戻しますが・・・
彼の作った商品は、どれも世界を変えたと言っていいのではないでしょうか?
どの商品を取っても画期的なデザインと機能で私たちを魅了してくれました。
大げさでなく、彼が生み出した商品はちょっと近未来的な商品で、「今の時代にこんな商品が作れるんだ!」って思うような商品ばかりでした。
メディアでは現代の「レオナルド・ダビンチ」と言っていますが、世界に影響を及ぼしたということでは「ダビンチ」以上かも知れませんよね。
ところで、彼が居なくなったappleですが、今後どうなっていくのでしょうか?
今までのような画期的な斬新な商品が生み出されるとは思えません。
新しい「apple商品への魅力」が無くなっていくのが心配です。
iPhone4Sが彼のDNAが入った最後の商品となったわけですが。。。
iPhone4Sの名前は「iPhone for Steve」という意味があるっていう説もありますよね。
アメリカではこの「iPhone4S」が爆発的に売れているそうでして・・・スティーブ・ジョブズ氏への敬意の反映なのでしょうか?
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動画がありましたのでUPさせて頂きます。
iPhone を発表するスティーブ・ジョブズ
プレゼンテーションが上手いですね。「上手い」というより彼の「想い」をそのまま説明しているのですが、とても魅力的な説明です。よくある「新機能」の商品説明とは全然違いますね!
商品作りのコンセプトがしっかりしているからこそ魅力的な商品が作れるのでしょうね。
iPadプレゼンテーション
スティーブ・ジョブズ 伝説のスピーチ 1
スティーブ・ジョブズ 伝説のスピーチ 2
スティーブ・ジョブズ 名言集
Stay Hungry. Stay Foolish. ・・・素晴らしい言葉ですね!
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こんな凄い「発明」(と言っていいのではないでしょうか)をひとりの人間が作り続けていたなんて・・・
スティーブ・ジョブズさんのご冥福を心からお祈り致します。

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