皆さん、知ってました?「We Are The World」のNewバージョンがあるってこと!

ハイチ地震復興支援のためのものですが、話題になりましたっけ?

私は数日前に知りました。
こんな大きなイベントが話題にならないなんて・・・World Cupが同時期にあったから?
それとも、2回目なので目新しくないから?以前のような大物が参加していないから?

まずはご覧下さい!





25と言う数字は、「We Are The World」25周年という意味もあるのでしょうか?

うれしいことに、クインシー・ジョーンンズがまたまた指揮を取ってますね。
しかし顔ぶれは大きく変わってます。というより、すべて入れ替わっています。

同じなのは、マイケル・ジャクソンだけ。(以前のビデオですが)
ライオネルリッチーの顔も見えますが、今回はサポート役のみで歌っていません。

ぶっちゃけ、私はほとんど知らない人ばっかりです。
これって、最近売れてる方々なのでしょうか?

知ってるのは「バーバラ・ストライサンド」「セリーヌ・ディオン」「トニー・ベネット」「カルロス・サンタナ(ギター)」

「ジェイミー・フォックス」による「レイ・チャールズバージョン」、つまりレイ・チャールズのマネで歌っている部分があります。レイチャールズは録音のときはいつもリハーサルなしの一発撮りだそうですが、今回も彼のバージョンを他の人がそのまま歌っているということは、彼の天才的な歌いまわしがどれだけ素晴らしいかってことですよね。


特筆すべきは、オリジナルにはなかった「ラップ」バージョンが入っているということですね。
時代を感じます。


全員で歌うとき、一番前にいる黒人の人、「どこかで見たお顔」とず~っと考えていましたら、思い出しました。『アメリカン・アイドル』の審査員の人ですよね。
ネットで「アメリカンアイドル 審査員」で検索を掛けましたら、「ランディ・ジャクソン」という人ですね。思い出してよかった!
(^ ^)

ランディ・ジャクソン




こちらは日本語字幕つき



しかし、みんな歌が上手いですねぇ~。すごいです。
「プロだから当たり前だ!」って?・・・違います。上手いからプロになれたのです!(^ ^)


実は、私は「セリーヌ・ディオン」が大好きなのですが、彼女のような大物がたったあれだけしか歌っていなくて、メインのパートを最近の若い人が取っちゃってますが、どうしてなのでしょうね?
少々理解に苦しみます。

「マライヤ・キャリー」や「ビヨンセ」はどうしちゃったんでしょう?(笑)

でも「セリーヌ・ディオン」が「シンディー・ローパー」の最後のフレーズをそのまま壊さずに歌っているのはうれしいですね。


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今回の参加者は、私が知らない若い人たちばかりなのですが、この方々って、今のアメリカのミュージックシーンを飾っている人たちなのですかねぇ?

一番気になるのは、当時の「We Are The World」の参加者は「超」が3つ程付く大物スターだったのですが、今回はそこまでない方々、でもアメリカでは以前の方々同様有名ってことでしょうか?

だとしたら、今のアメリカの音楽自体が世界的ではなくなってきているということになりますよね。

私も知っているとおり、今は韓国のアイドルが世界的になったり(アジアだけかも知れませんが)、日本のアーティストがアジアでも活躍したりして、アメリカオンリーだった昔の音楽シーンとは違ってきているのは分かりますが、あの70~80年代を飾ったアメリカが世界的ではなくなってしまっている(クオリティーが落ちている?)のはとても残念です。

最近はギター・ドラム・ベースと簡単な編成で、しかも「コーラスなし」なんてバンドが主流です。
それは一時的な流行でしかないので大して気にはしていませんが、「TOTO」などのように、大編成で、しかも全員がコーラスをして、「アレンジ」も「音」もとても凝ったクオリティーの高いバンドが出てきていないことがとても残念ですね。

表現を変えると、「TOTO」などは、そのままクラシックの楽器に持ち替えて、オーケストラで演奏しても十分に表現できる人たち、言ってみれば、表現するフィールドがロックであっただけ!
(クラシックの楽器を演奏できるは分かりませんが)
「今はロックが流行だからロックのフィールドでやっていこうよ!」というくらいの自在性と、大きな視点から音楽を作っている余裕を感じます。

でも最近の音楽シーンは、とてもお手軽な音楽で、近視眼的で、と言うより、音楽自体の位置づけが変わっているような気がします。

昔は世界が今より不自由(貧しい)だったので、音楽に理想を求めていたのかも知れません。
でも今は、世界がとても裕福になり、音楽に理想を求めなくなってしまっているのではないか?って気がします。

料理にたとえると・・・
昔は食事も満足じゃなかったので、「いつかはフルコースを!」という気持ちが万人の潜在的な願望だったとしたら、今は「いつでもフルコースは食べられるじゃん!」なんで、「お手軽なファスト・フードをどうオシャレに食べるか?だよ!」っていう価値観に変わったような・・・そんな変化を感じます。


もうひとつは、携帯電話やインターネットの普及で、簡単に結果が出てしまうので、イマジネーション能力がなくなってしまっているんじゃないでしょうか?そんな気がしてなりません。

話がかなり脱線してしまいましたね、ゴメンナサイ。



時代ですね、こんなYouTubeエディションもあります。



私は、こちらの方が感動しました。(笑)
みんな歌が上手いですねぇ~。みんな素人でしょう!?すごいです!
こっちの方が、暖かい感じがして好きですねぇ~。。。





最後にオリジナルの「We Are The World」をご覧下さい。




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