青木満物語。私の実家は、4代続く地元では老舗の理容店。 私は、組合役員の祖父の勧める、地元では有名な理髪店に住み込みで、修業に入ることとなった。 このお店の店主は、親子ほど歳が離れた師匠だった。 うわさ通り、とても厳しく実直な方だった。刃物は自分で研ぐ。 刃物が切れなければいい仕事は出来ない。師匠の口癖だった。 つづき