息子に言われた。

 

もうほっといてくれ。

構わないでくれ。

 

 

そうだった。

高校卒業した時点で放っておくべきだった。

 

でも専門学校に行きたいと言ったので一緒にオーキャンに行ったり、受験に必要な書類一式も全部私が用意した。

入学したものの、うつになってしまい、私は全力で回復するよう世話を焼いた。

今年復学したものの、今度は学校との方向性の違いで休学中(そして退学)。

大学に行きたいだの、バイトもしようと思うだの言うから

こっちは真に受けて「どうするんだなんでなにも行動しないんだ」と責め立てていた。

 

それで冒頭のほっといてくれ宣言である。

 

彼はやりたい気持ちはあるが、それをはるかに超える自信の無さがある。

だからこそ、「なんでやらないんだ」と責められることがなにより悔しいのだろう。

 

しかし、そこを乗り越えるかどうかは息子自身の問題だ。

私が無理やりお尻を押してあげたところで乗り越えられるわけがない。

通信制高校は私が卒業させてあげたようなもんだけど、それが限界。

 

私がやれることはもう何もないのだ。

 

「丸投げしてるくせに、ただやれやれって言うなよ」とも言われた。

 

息子に、自分のことなのに「丸投げしてる」と思わせたのは超絶甘やかした私の責任。

 

以前の私なら、大学を調べて「オーキャンあるよ、一緒に行こう」とか

「試験はこんな形式なんだって」とか先に情報提供をしていただろう。

でも、それは息子のためにならないと今回はあえて何も言わないでいた。

そのことは、息子からしてみたら、冷たいなと思っていたのだろう。

そしてお膳立てしてくれないくせに漠然と「大学はどうするんだ、なんで何もしてないんだ」と

言われたことでさらに怒り心頭したらしい。

 

私が「あなたの成長のチャンスを奪ってしまうと思うから、あえて大学のことは調べないでほっといたんだ」と

話すと

「手を出さないなら口も出すな」と言われた。

 

 

そうか。

それでいいのか。

 

確かに手を出さないのに口だけ出すのは良くない。

正直、息子が大学に行こうが行くまいが私はどっちでもいいのだ。

バイトだって、しようがしまいがどっちでもいい。

おこづかいを与えない中でどう過ごすかは息子の勝手だ。

 

そうだ、もう子離れしていいのだ。

彼の将来を一緒に考えて世話を焼くことから卒業させてもらえる日が来ていたのだ(気づくの遅い?)。

 

 

中学2年の夏。

「もう学校には行きたくない」と言われてからもう6年か・・・

 

頑張ったよな、私。

もしかしたら頑張りすぎて彼を甘やかしすぎてしまったのかもしれない。

 

でも、今の息子なら大丈夫。

いや、ダメなんだけど、でもそれを見守るしかないのだよ。

 

手を出したら、一生私は手を出し続けなければならない。

それは息子にとっても私にとっても不幸だ。

せっかく彼が自立しようともがいているのに余計なことをしてはならない。

 

このままニートになったとしても、お互いを尊重して、穏やかに過ごしていくことの方が

ずっと大事。

 

 

熊本の大地震。

明日のことは誰にもわからない。

 

今日一日、無事に過ごせたことに感謝をして、精一杯生きていく、機嫌よく。

 

 

 

子離れした以上、このブログを書く必要性がなくなったので、これでおしまいにします。

長きにわたり、読んでくださいましてありがとうございました。

 

引きこもりに幸あれ!!