息子が学校に行かなくなった。
先週の火曜から。
原因はこうだ。
月曜は、動画制作の授業がある。
課題は自分が作りたい動画を企画書から作っていくというもの。
初回は簡単な自己紹介動画を発表するということで
息子は張り切って、お得意のレゴを使った惨殺ストップモーション動画を作って教室をドン引きさせた。
先生は、ストップモーションに関しては知識がないようで、息子が期待していた評価は得られなかった。
しかし、息子は自分を表現する場が与えられて意気揚々としていた。
企画書を書くのも、かなり時間をかけて自分の熱い思いをのせて書いて提出。
しかし、先生からはダメ出し。
先生が求めているのは、商業的なわかりやすい、息子からしたらつまらない動画だった。
動画に関しては、かなりこだわりが強い息子からしてみたら、そんな動画は作りたくないが
授業だし、仕方なしとあきらめて、自分なりにかなり妥協して企画書を書き直して
提出。専門用語を使ったら「これじゃあ皆がわからない」と言われたので、
この企画書を見るのは先生だけなのだから、問題ないでしょと言ったのだが、
どうやら先生はその専門用語がわからなかったらしい。
そして、書き直すも、また先生からはダメ出し。
何がダメなのか純粋にわからなかった息子は、何度もしつこく何がダメなのか?と
問い詰めた。それは、反抗ではなく、先生の意図に沿ったものを作ろうとしたからである。
しかし、先生はキレてしまった。
そして、言ってはならない言葉を息子に言ってしまったのだった。
「うちじゃなくて他の学校に行った方がいいんじゃない」
息子は、失望した。
そして確信した。
自分がやりたいことはここでは学べない上に、表現すらさせてもらえないのだと。
「ボクは現場で即戦力になるような技術を学びたいのではなく、もっと芸術的な学問として
学びたいんだってのがわかったんだ。」
それから数日経って、それを学べそうな大学を見つけたと言っていた。
(専門学校と違ってそう簡単には入れないと思うけど)
そこは、専門学校を卒業すれば3年から編入できるそうだ。
ならば、頑張って今の学校を卒業するか。
それとも、一旦辞めて、来年の春入学を目指すのか。
(専門学校と違ってそう簡単には入れないと思うけど)
「考え中。まだその大学にするかも考え中」
(専門学校と違ってそう簡単には入れないと思うけど)
結局、先生にキレられた翌日から息子は学校に行かなくなった。
「明日は行くよ」と言っていた翌日も結局行くことはなかった。
傍から見れば、「またか」と思われるかもしれない。
でも、今回は去年とは事情が違う。
怒りというより、失望した息子の気持ちはよくわかる。
ここで辞めてもいいと私は思った(定期は1ヵ月分しか買ってなかったし)。
とはいえ、休む日は学校にメールしないとならないのに、
息子はしていなかった。
(事情を知らない)心配した担任から私にメールが来た。
息子に「先生からメール来たけど、なんて返信すればいい?」と聞くと
息子「自分で言うから何も言わなくていいよ」と言ったので
『息子には内密に』と前置きして先生にキレられたことをやんわりまろやかに伝えた。
すると担任は「そんな事情がありましたか。それとなくその先生に聞いてみます」と返信が来た。
その後、息子自ら「もう行くつもりがないこと」「その理由を会って話したいから時間を作ってほしい」と
担任に伝え、来週、面談することになった。
去年の面談では、辞めるつもりで行ったものの、担任に説得されて休学することにしたけど
今回は担任も説得は難しいだろうな。
そのキレた先生が息子に謝ったとて、もう気まずいもんね。
それにその先生は、息子が求める知識を持っていないようだし、なんたって相性が悪そう。
まあ、ここまで来たら、息子がやりたいように援護するのみ。
学費はお父ちゃんが残してくれてるので、なんとかなるし。
(専門学校と違ってそう簡単には入れないと思うけど)
とはいえ、お父ちゃんもまさか、こんなことになるとは思ってなかったでしょう。
(息子が2歳のころに亡くなってるので)
母はつらいよ(とほほ)