先週から私はずっと黙っていた。
なぜなら、口を開けば

「学校は?

復学届まだ出してへんけど?

リハビリ通学はどないなってんの?

え?」と

問いただしてしまいそうなので、そこはグッと堪えて豆大福を食らっていたのだが、

その代わり、学校以外の世間話もできなくなってしまった。

息子は普通に話しかけてくるのだが、

私は、会話は必要最低限。

そして無表情。

 

相変わらず息子は、昼夜逆転だったりゲーム三昧の日々。

 

そして私はますます機嫌が悪くなる。

 

そしてますます無口になる(言いたいけど言えない)。

 

 

しかし、そんな生活もつらくなってきた。

私は普通にしゃべりたい。

私は普通にゲラゲラ笑いたい。

 

しかし、私の息子に対するモヤモヤを抑え込んでいては、普通にはできない。

今は週3日2時間程度しか出勤しておらず、あとはずっと在宅勤務な私。

息子と二人、かなりドメスティックな生活が続いている。

 

もう限界。ストレスフル過ぎる。

ここは言ってやらねば。

 

午後、仕事に出かける前に、まだベッドで寝ている息子に声をかけた。

 

母「私はこれから仕事に出かけるけど、あなたはどうするの?学校辞めるの?

リハビリも全然行ってないし、どうしたいのか私はわからんよ」

 

息子は何も言わなかったが、私はそのまま出かけた。

 

そんな中、偶然、通勤途中のお寺の掲示板に目が留まった。

「仏教でいう智慧とは、かしこいことではなく、事実を現実として受け入れる勇気である」

 

その時の私には、スコーンと心に刺さった。

 

息子は変わらないし、変えられない。

それを事実として受け入れる。

 

単純な私は、それだけで心が軽くなった。

 

言いたいことは言ったし、あとはそのまま受け入れるだけだ。

 

仕事をして、同僚と話すことで発散もできたのだろう。

気持ちスッキリして帰宅。

そしてバツが悪そうに部屋から出てきた息子に、何事もなかったかのように

私は普通に世間話をしていた。

その後も、学校の話は一切しなかった。

 

 

すると、翌朝、彼は起きていた。

そして昼になると「外食しがてら、学校の最寄り駅まで行ってくる」と出て行ったのであった。

 

まだ復学するつもりはあるようだ。

 

とはいえ、昼過ぎに帰宅して力尽き果てて、夜まで爆睡していた。

3日坊主どころか1日でダウンしてる(笑)

 

それが息子の現実や。

 

抗うな。

なるようになる。

 

 

最近、豆大福よりおいしい大福を見つけた。

もう黙って食べない。

言いたいことを言って、宇治抹茶苺大福を食べるのだ。

(マジでうまし)