月曜、松屋○○店で面接。
時間通りに行くも、20分も待たされた挙句、「面接は○○南店でやるみたいだから移動して」と言われる。
徒歩10分の○○南店に移動。
そこで、待ち受けていた面接担当は明らかに店長ではないベトナム人であった。
急遽頼まれたのか、段取り悪く、たどたどしく用紙を見ながら質問事項を読み上げるベトナム人。
発音が変則でぼそぼそ話すので聞き取りづらかったらしい。
「応援にはいけるか?」
「ベトナム人が多い職場だが問題ないか?」(あんたが言うか?)
そして最後に「研修は水曜の18時からになるから振り込み口座と身分証明書を持ってくるように」と
言われて帰された。
帰宅した息子が
「僕、採用なの?」
研修、振込口座、身分証明書のワードからは採用と考えていいんじゃない?
すると翌日、「採用です。今後の日程は調整中ですので追って連絡します」と松屋バイトセンターからメールが届いた。
採用なのはよかったが、「日程は調整中」って変じゃない?
だって水曜18時から研修に来いって言われているのに。(本部との連携ができてない。嫌な予感)
結局「追って連絡」はなかったので、そのまま水曜18時に研修に出かけた息子。
○○店に「研修で来ました」と言うと
店員が「え?聞いてないよー」と言われる。
それでも対応してくれた歯抜けおじさん(店長ではないらしい)が慌てて研修の用意をしてくれて
DVDを20分くらい見させられて、着替えをして、現場に入る。
ぶっきらぼうな先輩に洗い場を教わる。
その先輩が「やっぱり担当者に言った方がいいんじゃないか」と言ってわざわざどこかに電話をしてくれたらしい。
すると「○○南店に行って」と言われ、移動。
そこでも、簡単に料理提供を教わってからはずっと一人で洗い場をやっていたそうだ。
そして21時になると、「もう帰っていいよ」と言われ、帰ってきた。
次はいつ来いとは言われなかったけど、あえて聞かなかったらしい。
「だって、いい加減なんだよ!口座も聞かれなかったし、身分証明書だって見ないし、タイムカードも
なしでいきなり働かせて、ほとんどひとりで洗い物やっててさ、こんないい加減なところはやばいなって
思ったから、もういいやって思って」
・・・・どういうこと?
あれだけ楽しみにしていた初バイトが、3時間タダ働きしただけ?
「だって何も記録してないし、第一ボクが誰だか誰もわかってないから、働いた証拠がないもん」
んー・・・こーれかーら一緒にーこれからー一緒になぐりにーいこうかー♪
ってくらい私は怒りに満ち溢れて何をしでかすかわからない心境になった。
すると冷静な息子が
「いや、でもね、○○南店の人達はみんなやさしくてさ、あと洗い場の仕事、すごく楽しかったんだよ♪
やばい会社ではあるんだけど、あの○○南店だったらボク働いてもいいかなって思うくらいよかった。
でも、応援に行かないとならないならちょっとやだ。だから次は洗い場のバイト探すよ!」
母「でも3時間は労働したんだからそれは請求できるよ。本部に電話してやるよ」
息子「うん。ひどい対応されてたらさすがにお金はもらいたいって思うけど、○○南店の人達がほんとにいい人たちだったし、
あれだけずっとできなかったバイト体験させてもらってほんとに楽しかったし、行ってよかったって思えるから
お金はいらない。
もし、研修ですって言った時に「聞いてないからまたあとで来て」って言われてたら、また悶々とする日々になってた
と思う。でも、いい加減な会社だからこそ、経験させてもらえたわけで、これはこれでよかったと思ってる。」
すげー前向き。
息子「ボク、自信がなかったんだ。何もできないと思ってたから、こんなボクでも一人で洗い場ができたってことが
ものすごくうれしかったし、自信になったんだ。松屋で働く気はないけど、バイトは自信を持って応募できるようになったと思う」
初めての緊張するバイト体験3時間。
疲れているはずなのに、興奮してしまってその晩は一睡もとることなく、オールでネッ友と遊んでいた。
そのまま翌朝、起きて来てた私を待ち構えてまた昨日のバイト体験の話を楽しそうにしていた。
よっぽどうれしかったんだな。
そのまま、またバイト求人をみて、早速そば屋に応募していた。
しかし、このそば屋、次に応募した和食店はいずれも「すでに募集が終わりました」と不採用のメールが続いていた。
それでもまったく動じない息子は昨夜もはま寿司、ロイホにも応募した。
はま寿司は来週の火曜に面接が決まった。
「ボク、回転すしのうどんとかラーメン作るのやってみたいと思ってたんだ♪」とノリノリである。
もう松屋のことは完全に気持ち切り替えたようだ。
その後、松屋店舗や本部から連絡が来ることはなかった(そんなことってある?)。
あとで調べると、店長不在の店舗が多く、外国人も多く、応援で知らないスタッフも常にいるので
みんなそれぞれ勝手に働いてる感じで、息子みたいな「誰も知らない案件」はないことはないらしい。
さらに本部のバイトセンターとの共有もできていないことが多いらしい。(なんのためのバイトセンター?)
とはいえ、人生で初めて働いた3時間をタダ働きにすることはできない。
かといって、私がしゃしゃりでて事を大事にするのは息子の本意ではない。
せっかく楽しかった○○南店の思い出を壊してしまうかもしれない。
そこで私の財布から3600円(時給1200円)出してやることにした。
息子「それはもらえないよ!おかあちゃんは関係ないし」
母「いや、大人の責任や。黙って受け取り!」
そういうと、息子は「すみません。ありがとう」と言って受け取った。
次の面接は火曜15時からです。
まだまだまだつづく(つづきすぎるやろ!)