先週、息子の単位認定試験が無事終了した。
2日目は数学があったので、選択式ではなく、しっかりと解く問題だったため
本人は満足したようだった。
手ごたえとしては、「たぶん大丈夫」。
これでようやく私も試験勉強から解放される。
そして息子も心置きなくゲームができる。
親子でホッとしていた矢先、悲劇が起こった。
息子「PCが壊れた」
うちのPCはゲーミングPCのノートである。
親子共有でリビングのこたつの上に置いてある。
息子はここに座り、毎日10時間はゲームをやっとる(うそやろ)。
さて、どうしたものか。
息子にとってゲーミングPCは特別だ。
命の次に大事と言っても過言ではない。
このゲーミングPCとネッ友がいてくれたおかげで
彼は孤独や世の中の不条理から逃れ、癒されることができたのだ。
もっと言えば、死なずに済んだのだ。
そして今、動画制作にも興味を持っていて、高校卒業したら、専門学校にも
行きたいと思っている。
それならば、ここはデスクトップでグラフィックボードが十分なごつい奴を
買うてやらなあかんのやないか。
あかんのやろなぁ・・・
とはいえ、高価な買い物、「壊れたらすぐ買ってもらえる」と思われたらかなわんので
しばらく焦らす作戦に出た。
「まず、どのPCが欲しいのか、なぜそれなのか、見積もりと共に出して
おかあちゃんにプレゼンしいや」
それから数日、息子が調べては見積もりを出し、母が却下しては
また息子が見積もりを出す作業が続いた。
デスクトップとなるとこたつの上というわけにもいかない。
考えて、息子の部屋に置くことになった。
そうなると、PC用のデスクも必要となることが判明。
(彼の勉強机には動画制作用のレゴジオラマがびっちり載っている)
まずはこのデスクを置くために教科書が入っている棚を撤去。
教科書は隣のリビングの雑誌や漫画が入ってる棚に移動するため
不要な雑誌や漫画を断捨離させ、教科書を移動させる。
それから空いた棚を撤去し、掃除をさせる。
後日、注文したデスクを受け取り、組み立て、設置。
そこでようやく、PC(本体、モニター、キーボード、マウス)を注文した。
母「ええか、PCのセッティングも自分一人でやるんやで。私は頼りにならんから」
息子「たぶん大丈夫。サポートサービスもいらないよ」
力強いお言葉。
そして注文してから到着するまでの2日間、ことあるごとに
「まだ発送してないかな?」
「あ、発送したって!!」
「いつ来るのかな??」
「まだ来ないかな??」
とうるさい息子。
「あんたは小学生か!!」
よっぽど待ち遠しいらしい。
この焦らし作戦、成功。
(なかなか手に入らないものほどありがたみを感じるはず)
そして今日、昼前にようやく到着。
私はあえて、その時間は外出して、息子を一人にした。
届いた頃合いをみて、帰宅してみると
にこにこして息子は出迎えた。
「みてみて!!」
息子の部屋を見ると、新しいデスクにどーんとニューPCが鎮座していた。
セットアップも一人でやっていた。
聞いたら事前になんども下調べをしてやり方を勉強していたらしい。
しばらくすると、困った顔をした息子が出てきた。
息子「僕が持ってるイヤホンがこの端末だと入らないって。だから家電量販店に行って買ってくるよ」
とサクッと出て行った。
コンビニにカップラーメンを買いに行くことは嫌がるのに。
そして、今、自分の部屋でサクサク動く大画面でネッ友とゲームに興じている。
来月は息子の誕生日。
思えば、ここ数年、息子への誕生日プレゼントは現金1万円だった。
中学生くらいから、息子が欲しがるものは高価すぎて(必要性も感じられず)却下してばかりいたので、
そのうち息子の物欲がなくなり
しかし、何もあげないのも悪い気がして、とりあえず1万円でごまかしていた。
だから、これは、この高価なPCは、息子へのここ数年分の誕生日プレゼントということにしよう。
(そうだそうだそうしよう、決して甘やかしでもなく、意義のある買い物であると自分に言い聞かせたい)
さて、おかあちゃんはリビングに散らかったPCやらモニターの段ボールの残骸を片付けますか・・・