コロナ禍になってから毎週土曜は出前の日。
と我が家ではいつのまにかなっていて
ずっとウー〇ーさんにお願いしていた。
しかし、コロナ規制も緩んでくるとなぜか
スムーズにデリバリーをしてくれなくなっていった。
まず、配達員がつかまらない問題。
そしてやっとつかまってもその人が他の家も経由するので
通常より遅れる問題。
あるいは配達直前に商品を落として勝手にキャンセルされる問題。
仕方なくその直後に別のお店を頼むも1時間近くかかって到着する問題。
ほとほと嫌になり、近所のお蕎麦屋さんがお出前をやってることを
知り、うどん大好きな息子了承のもと、頼むことにした。
ウー〇ーさんと違って直接お店に頼むので
電話をして毎回住所を言う。
昭和な感じ。
注文して電話を切る。
でも、お店はうちの電話番号を記録しているわけでもなさそうなので
何かあってもうちに連絡はできない。
GPS機能もないからいつ出発していつ頃到着するのかもわからない。
ウー〇ーさんですっかり全行程を把握できるデリバリーシステムに慣れてしまっていたので
昭和出前システムに不安を覚えるようになっていた(がっつり昭和人間のくせに)。
最初はそれでも順調に出前ってくれていた。
「いつもどうも」なんて言われるようになり
覚えてくれるようになったのかとうれしくもあった。
何より息子はここのうどんの大ファンになっていた。
しかし、ある土曜、注文した内容と違ったものが届いた。
「牡蠣そば」を頼んだのに届いたのは
「鴨南蛮そば」であった。
しかも50円高かった。
電話だから聞き間違えたのかなと思ったり、
でも・・・かきそばとかけそばを間違えるならまだしも
かもなんと聞き間違えるかな?
かもそばと聞き間違えた??
しかし私はそう聞こえてしまったのなら仕方ないと店には言わず
黙って食べた。
そして昨日、また違うものが届いた。
「おろしなめこ南蛮うどん」を頼んだのに「おろしなめこつけそば」が届いた。
おろしなめこつけそばとは名の通り、冷たいおそばである。
私は電話口で頼んだメモを見返すと
そこには「おろしなめこ南蛮」と書いてある。
あ!
私は「おろしなめこ南蛮うどん」とは言わなかった。
私も注文を間違えたというか言い方に不足があったことは認めるが
つけそばとは言っていない。
私なら「まあ仕方ない」と言って黙って食べるのだが
それを食べたいと言ったのは息子である。
おろしなめこつけそばを見た途端、息子の顔はみるみる暗くなっていって
うなだれてしまった。
困ったな。
違うものが届いたことは事実だが、そもそもの注文を私が間違えていたわけで・・・
とはいえ、息子の落胆ぶりはすさまじく、これだけを楽しみにお昼も食べず
待ち望んでいたであろう彼の気持ちを考えると
再度そば屋に電話をしたのであった。
「あのー違うものが届いたんですけど」
店「つけそば・・・あ!そうなんですね。でも、注文を取った者はちゃんともう一度確認したって
言ってますけど」
私「ええ、だからなめこおろし南蛮ですねって言われて、そうですって答えましたけど。
無理ならいいです。あきらめますから」
店「あー、いえいえ、じゃあ作り直してすぐお持ちします」
私「そしたら、なめこおろし南蛮のうどんでお願いしますね」
そして20分くらいして再到着。
店「先に持ってきたものはそのまま差し上げますから」と言ってさっさと帰って行った。
受け取った息子は
「あのひと、謝らなかったよ。いくら自分らに非がないと思ってたとしても客商売なんだから
一言、すいませんって謝るべきじゃない?」と珍しく怒っていた。
うーん・・・そうだねえ。
結局口頭でのやりとりで録音もしてないから
言った言わないの水掛け論になるんだよね。
とはいえ、確かに客商売なんだから自分らが悪くないと思ってても
一言、謝罪するべき!それは私もそう思う。
ただ、下町バリバリのお店だから、そういうコンプライアンス的な
過剰な謝罪とかお礼は言えない性質なんだよね。
素っ気ないし口下手だからちょっと冷たく感じるけど
根はいい人達なんだよね、きっと。
とはいえ、こんな状況で食べるなめこおろし南蛮うどんはおいしいわけがないよね。
はー・・・出前ってこんなに難しいものなんすかね?