rookie yearbook | AMO オフィシャルブログ 「AMOSCREAM」Powered by Ameba

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今年もやってきた

"Rookie Year Book" 📗

今回も ガールズマインドにあふれていました。

タヴィちゃんも もう19歳か...🌳




わたしが初めてタヴィちゃんの存在を知ったのは、
彼女が12歳の頃だったな。
まだSNSよりブログが主流だった時代
海外ブロガーっていうジャンルが日本で流行り始めたあの頃
めちゃくちゃ個性的な12歳がいるって超話題になっていたのです。

初めてブログを覗いた時、12歳とは思えないほどのファッションギークぶりが衝撃でした。
ブログはとにかくファッションのことでいっぱい。
その深い知識にも驚いたけど、
アップされている私服はどれも独特なセンスが光っていて、
すごくわくわくした。
古着をリメイクしたり アクセサリーをDIYしたり、
ジャンルにしばられず色々なテイストの服を日々着こなしていて、
自分が思いつく "オシャレ" というものを全力で楽しんでいるように見えました。

当時のわたしは高校2年生くらいだったかなぁ。
集まるのは決まって原宿か高円寺だったその頃のわたしや周りの友だちも、
古着が好きで DIYが好きで
とにかく自分なりに全身をクリスマスツリーみたいに飾り付けていて... 笑
だからか、エネルギッシュにファッションを楽しむタヴィちゃんの存在が嬉しかったし、
勝手にシンパシーを抱いていました。

世界中で話題になり一気に IT GIRL となったタヴィちゃんは、
様々なコレクションやパーティーに呼ばれるようになり
アナ・ウィンターの隣の席でショーを観たり
いろんなファッションニュースでも姿を見かけるように。

どんどん有名になっていく彼女だったけど、
"ただただファッションが好きな、ひとりの女の子"
であることに変わりはなくて、
気取らず 自然体で 身近に感じられるような雰囲気が
ティーンの女子たちの支持を集めていたように思います。

そんな彼女が15歳の頃に立ち上げた、
ティーンによるティーンのためのメディア
タヴィちゃんが編集長のオンラインマガジン "Rookie"。
彼女と、その彼女と共鳴し合うクリエイターたちによる
ティーンエイジャーの視点でつくられる映像や写真、
ファッションを始め映画や本などカルチャーに関するエッセイ、
恋愛のこと 友情のこと 若さ 喜び 怒り 悲しみ...。
若い女の子たちの等身大な想いが詰め込まれていて、
とにかくときめいた!
もちろん全編英語なわけで....
ネイティヴな文章を完全に理解するのはむずかしいけれど
その世界観を眺めているだけでも楽しくて
一日中PCで見ている日もありました。

2012年には、Rookie に掲載された記事を集めたヴィジュアルブック "Rookie Yearbook" をリリース。
PC画面で見ていたかわいい写真たちが、一冊の本になって、手元に置いておけるなんて!
それはそれは歓喜でした。
そこから毎年 Rookie Yearbook は発刊され、
今回で4冊目📗

今年ラストティーンになったタヴィちゃんは
まさに少女と大人のはざまに生きていて
ますます魅力的!
外見からメッセージを放っていたローティーンの頃と比べると
見た目やファッションの感覚も洗練されて
ぐっと女性らしくなり
内面や思想から発するメッセージ性が強くなったように感じます。
ティーンエイジャーの代弁者的存在だった彼女が
またこれからどんなふうに変化して活動していくのか
すごく 楽しみ。

わたしはタヴィちゃんより何歳も年上だし
気付けばティーンエイジャーだった頃から何年も経ってしまったけれど...
かつてティーンエイジャーだった者として、
Rookie に詰め込まれた世界にはいくつになっても共感するし、ドキドキするのです。











Rookie といえば!

先日、待ちに待ったこの本が手元に📦

大ニュース!
2012年に出た Rookie Yearbook の1冊目の、
日本語訳版が、du books より今月リリースされます🌼!🌼!🌼!

日本語訳を手掛けたのはアレクサ・チャンの『IT』の日本語訳も手掛けた多屋澄礼さんです。
澄礼さんは、Violet and Claire オーナー であり Twee Grrrls Club メンバーの傍らライターや翻訳家としても活躍されている、ガールズカルチャーの第一人者です。

去年、Rookie の日本語訳を出すんだと教えてもらったとき
すごくびっくりしたのをおぼえています。
あの分厚い本を あの膨大な量の文章を...
しかも他の活動も継続させながら。。。
澄礼さん 本当にパワフルでチャレンジャーな人だなって🔥


そして完成したこの一冊。
一ページ一ページ、一言一言、丁寧に翻訳されていて
ページをめくるたびに感動の嵐!
自分の英語力のなさ故にじっくり読むのを諦めていた原文のエッセイも、
今やっとネイティヴな表現でリアルに味わうことができる!

オリジナル版と変わらない、ずしりと重たい分厚さに
澄礼さんと アシスタントさんたちの 一年の苦労と愛を感じました。
実現してくれたことに、尊敬と感謝でいっぱいです。










おうちにハッピーに引きこもるための方法/他の人にどう思われるか気にしない方法/緊張して吐かずに好きな相手とお近づきになる方法/泣き顔を5分で元に戻す方法/最低の恋/友情が壊れて終わる時/10代という地獄からの手紙/真夜中のおやつ図鑑...

タイトルを読んでいるだけでわくわくしてきませんか?😃

わたしがとくに好きだったのは、
"よそものの女の子たち" と、"失恋を乗り越えて―本当にくだらない経験からパワーを引き寄せる方法。" っていうエッセイ、深夜のダイナーにたむろする女の子たちへのインタビュー、"5分でできるモッズふうアイメイク" のページ。

日本語訳されたエッセイを読みながら
タヴィちゃんとその仲間たちが伝えたい想いに改めて触れることができて、
嬉しくなった。

思春期特有の 真っすぐで強い、だけど脆くて感情的な言葉の数々に
いつかの自分を重ね合わせて懐かしくなったり せつなくなったり 笑えたり、
それなりに自分も10代という青春時代を謳歌したつもりでいたけど
あぁ限られたあの時間たちをもっと楽しんでおけばよかった...と嘆きたくなったり、笑
と同時に自分の10代の頃の思い出を宝物のように思えたり。。。

現ティーンエイジャーだけじゃなく
わたしみたいにかつてティーンだった女の子なら
感じることがたくさんあるはず!
オリジナル版を持っている人にはもちろん、
Rookie を知らなかった人にもぜひ読んでみてほしいです。


11月6日発売だそうです🎶



わ、いつになく長いブログになってしまった。。。
最後まで読んでくれた皆さんありがとう。


AMO